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ニール・ヤング監督・主演で贈る、まさかの放射能コメディ

HUMAN HIGHWAY

ニール・ヤングが300万ドルの自己資金を投じ、完全なインディペンデント映画として1978年にサンフランシスコとニューメキシコ州にて撮影が開始された「ヒューマン・ハイウェイ」。狂ったコックを演じたデニス・ホッパーは撮影現場にナイフを持参、そのナイフで行ったトリックで女優のサリー・カークランドは怪我をし、後年デニス・ホッパーを訴えた。またニール・ヤングからの本作への出演オファーに驚きとともに大喜びしていたディーヴォの面々だったが、いざ撮影現場に赴いたときデニス・ホッパーに遭遇、あまりにも狂い過ぎて台詞を一行も言えないホッパーの姿に恐れおののいた。

ニール・ヤングは本映画をきっかけとしてディーヴォのマーク・マザーズボウの助言と影響により、1979年のアルバム「RUST NEVER SLEEPS」を発表、当時台頭してきていたパンクロックへの共鳴を示すようなアルバムとなった。その中でも永遠に残る代表曲となったのが「Hey Hey, My My」。劇中ではニール・ヤングとディーヴォの面々がこの曲で激烈な演奏を見せている。

ニール・ヤングは本作で、ありふれた小さな田舎町での、平凡に生きる人々の平和で幸せな平凡な一日を描くことで、のんきに無関心で生活していると大変なこととなる、目先の小さなことでなく、視野を広げてより大きな状況をみなければならないことを訴えかける。

初公開時は88分だったが、長年なんとなく「未完成」であるとの思いを抱いていたニール・ヤングは2014年のトロント映画祭にて突如ディレクターズ・カット版を発表、80分に短縮され、全体のテンポもよりスピーディーな編集がなされている。ちなみにデニス・ホッパーが監督作『ラストムービー』(71)の狂乱で干されて以来久々の監督復帰作となった1980年の『アウト・オブ・ブルー』のタイトルはこの曲を元としており、テーマ曲も「Hey Hey, My My」となっている。

 

HUMAN HIGHWAY

 

【STAFF】
●監督:バーナード・シェイキー 『イヤー・オブ・ザ・ホース』(97)『ニール・ヤング/グリーンデイル』(03)
ディーン・ストックウェル 『パリ、テキサス』(84)『バックトラック/ハートに火をつけて』(89)
●脚本:バーナード・シェイキー、ディーン・ストックウェル、ラス・タンブリン、ジェームズ・ビシアーズ、ジャンヌ・フィールド
●製作総指揮:エリオット・ラビノヴィッツ 『ニール・ヤング/ハート・オブ・ゴールド ~孤独の旅路~』(06)
●製作:L.A.ジョンソン 『ラスト・ワルツ』(78)『イヤー・オブ・ザ・ホース』(97)
●撮影:デヴィッド・マイヤーズ 『ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間』(70)『ロックンロール・エクスプロージョン』(73)

【CAST】
●ニール・ヤング 『ラスト・ワルツ』(78)『イヤー・オブ・ザ・ホース』(97) 『ニール・ヤング/グリーンデイル』(03)
●ラス・タンブリン 『ウェスト・サイド物語』(61)『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)
●ディーン・ストックウェル 『砂の惑星』(84)『ブルーベルベット』(86)
●DEVOの面々(マーク・マザーズボウ、ジェラルド・V・キャセール、ロバート・マザーズボウ、ロバート・キャセール、アラン・マイヤース)
●ブージー・ボーイ
●デニス・ホッパー 『イージー★ライダー』(69)『地獄の黙示録』(79)『悪魔のいけにえ2』(86)『トゥルー・ロマンス』(93)
●シャーロット・スチュワート 『イレイザーヘッド』(76)『トレマーズ』(89)
●サリー・カークランド 『スティング』(73)『スター誕生』(76)
●ジェラルディン・バロン 『殺人者はライフルを持っている!』(68)

【あらすじ】
ディーヴォのメンバーが働いている廃棄処理場のある街がボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌えないほど放射能で汚染されている中、主人公の自動車修理工が夢の中でネイティヴ・アメリカンと一緒に歌ったりコンサートを開くが、最後には原発事故が起こり地球が終わってしまう。

【タワレコ特典】先着:ステッカー、応募ハガキ(抽選でTシャツをプレゼント)
※先着特典および抽選は終了しました。

HUMAN HIGHWAY

 

掲載: 2016年02月01日 16:39