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才女ファティマ・アル・カディリによる待望のセカンド・アルバム

Fatima Al Qadiri

 

新世代インディ・ディストピアの総本山からアイシャイ(Ayshy)名義でリリースしたEPで注目を集め、〈Fade To Mind〉からの本人名義でのリリースやグズグズ(Nguzunguzu)とのプロダクション・チーム、フューチャー・ブラウンでさらに活躍の場を広げてきた才女ファティマ・アル・カディリが、「デジタル時代における欧米から見たアジア幻想」をテーマに制作し2014年に〈Hyperdub〉からリリースした衝撃のファースト・アルバム『Asiatisch』から早2年、待望のセカンド・アルバムをリリースする。

本作のテーマは「権力」や、「警察、特にアメリカにおいての市民と抗議・反対運動の関係性」など、サンプリング・加工された抗議活動の音や抑えの利いたパーカッション、シグネチャー・サウンドともいえるマイナー進行で、怒りと絶望の間で揺れ動きながら主張を展開していく。

楽曲には様々な問題に対するメッセージが込めらており、刑務所に関する実情を反映した「Oubliette」、警察の軍事化に対する「Endzone」、「Curfew」、防御と強大な武力の脆い境界線を訴える「Battery」、「10-34」、絶え間なく踏みにじられる反対派や活動家の尊厳を描いた「Breach」、「Blows」、「Fragmentation」など、本作はそれらの活動の中で亡くなった人々や団体への厳粛な手向となっている。

アートワークはアート・ディレクターのBabak Radboyが監修したJosh Klineのスカルプチャー作品「Po Po」の一部を撮影したもの。人気子供向け番組のキャラクターにSWATの武装をさせ監視テクノロジーを埋め込み、Radboyは「Po-Po」を空想のブロックバスター(大量殺戮兵器)のイメージとして作り上げた。

 

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2016年03月08日 20:03