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ブッフビンダー、メータ、ウィーン・フィル~ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番

ブッフビンダー、メータ、ウィーン・フィル~ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番

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2015年3月にウィーン楽友協会で行われたメータ指揮ウィーン・フィル、ソリストにウィーンのピアノ演奏の伝統を現在に引き継ぐ名手ブッフビンダーを迎え行われた、ブラームスのピアノ協奏曲第1番と第2番のライヴ収録。
ブラームスのピアノ協奏曲は、メータもブッフビンダーもそれぞれ過去に何度も取り組んでいる楽曲。2009年にはイスラエル・フィルと共に録音し、互の作品への深い理解と愛情が結実した円熟の演奏を聴かせてくれました。この公演はそのさらに6年後ということもあり、両者とも現代の巨匠として更なる評価を獲得しているだけに期待のライヴとなりました。
演奏は、前半に第2番、後半に第1番というブッフビンダーお馴染みのスタイル。繊細さと詩的な雰囲気をもつ第2番と、重厚さと若きブラームスの情熱にあふれる第1番の対比が素晴らしい。第2番はブラームスがイタリア旅行中に構想を得たといい、ブラームスとしては明るい曲調でありますが、晩年のブラームスの深遠な世界も垣間見ることのできる秀作。堂々としていて威厳が有り味わい深いブッフビンダーのピアノ、そしてメータもずっしりと落ち着いてオケの厚みも十分感じられる渾身の演奏。第1番は、ブラームス青年期の傑作で、恩師シューマンへの敬意とクララへの憧れが入り混じり、ピアニストには強靭な打鍵と重厚な音の響きが求められる大曲。ブッフビンダーはこの作品に特に思い入れがあるようで、自筆譜から熱心に研究しているといいます。大家としての風格を感じさせつつ、ブラームスの若き日の瑞々しい感性と溢れんばかりの情熱を感じさせる熱演を披露しています。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ブラームス:
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
【演奏】
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)
【録音】
2015年3月、ウィーン、ムジークフェランザール(ライヴ)

 

<ブッフビンダー、メータ&ウィーン・フィル2016来日公演>
※ブッフビンダー出演(ブラームス:ピアノ協奏曲第1番)
10月5日(水) 広島文化学園HBGホール※
10月6日(木) 大阪フェスティバルホール
10月9日(日) ミューザ川崎シンフォニーホール
10月7日(金)※、10月10日(月・祝)&10月12日(水) サントリーホール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年07月28日 16:00