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リーズ・ドゥ・ラ・サール、久々のソロ・アルバム!J.S.バッハとバッハに影響を受けた作品で構成された『バッハ・アンリミテッド』


リーズ・ドゥ・ラ・サール


リーズ、さらなる深みへ。バッハへの敬意に満ちたプログラム。仏ジャズピアニスト、トーマス・エンコとのデュオも!

リーズ・ドゥ・ラ・サール、ソロ2017年最新盤の登場!ファビオ・ルイージとのラフマニノフのピアノ協奏曲共演(KKC5606/5718)でも高く評価されていたリーズ、近年ますますその音楽性に磨きがかかっています。ラフマニノフとラヴェルのアルバム(V4936(廃盤))でnaiveから鮮烈デビューしてはや15年を記念してのリリースです。

かねてよりバッハをメインにした1枚を、と考えていたリーズ。ただ、1枚をすべてバッハの作品でそろえるのではなく、バッハの死後、バッハの影響を受けた作品でプログラムを構成しようと考えました。バッハの死後100年あまりした時にリストが書いたバッハの名を冠する作品、ブゾーニのシャコンヌ編曲が選ばれました。そしてルーセルとプーランクの作品は、当時の音楽雑誌『ラ・ルヴュ・ミュジカル』の1932年12月号、「バッハへのオマージュ」と題した特集号のために雑誌が5人の作曲家〈プーランク、ルーセル、カゼッラ、マリピエロ、オネゲル〉に依頼した時のもの。

注目なのが、フランスの人気ジャズピアニスト、トーマス・エンコの作品も収録していること。バッハ作品と他の作曲家の作品との間に、聴いている人が一息つけるようにしたかったというリーズは、自身ファンであるトーマス・エンコに新作を依頼。トーマス・エンコはジャズの世界で活躍していますが、クラシックの素養もある才能あふれる若手。トーマスは快くこの依頼を引き受け、すぐにリーズが思い描いていたような作品を4つ届けてくれました。そのうち2作はイタリア協奏曲の第2楽章、そしてシャコンヌをベースにした作品ですが、凝った和声づけで楽しい仕上がり。4手の作品ではリーズと連弾をしています。リーズのセンスと音楽を存分に堪能できる1枚です。
(キングインターナショナル)
『バッハ・アンリミテッド(無限のバッハ)』
【曲目】
J.S.バッハ(1685-1750):イタリア協奏曲 BWV 971(1735)
トーマス・エンコ(b.1988):イタリア協奏曲に基づく夜の歌(2017)[chant nocturne, based on italian concerto 2017]
プーランク(1899-1963):バッハの名による即興ワルツ ホ短調(1932)
トーマス・エンコ:「sur la route」(径で)(b-a-c-hのテーマに基づく、1台4手のための)(2017) *
J.S.バッハ/ブゾーニ編:シャコンヌ ニ短調 BWV 1004(1717-23/1893)
トーマス・エンコ:la question de l'ange(シャコンヌに基づく)(2017)
ルーセル(1869-1937):前奏曲とフーガ op.46(1932)
リスト(1811-86):B-A-C-Hの主題に基づく幻想曲とフーガ(1855/1871)
トーマス・エンコ:l'aube nous verra(夜明けが私たちを見るだろう)(ゴルトベルク変奏曲に基づく)(2017)
【演奏】
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
トーマス・エンコ(ピアノ)*
【録音】
2016年12月14-15日、2017年3月27-28日、ブレーメン

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年10月16日 00:00