テンシュテット&ロンドン・フィルによるストラヴィンスキーのバレエ音楽2曲のライヴ音源が初登場!
“今夜のテンシュテットのコンサート、これを超えるものはこれから先も現れないだろう”
(Gramophone誌 コンサート評)
テンシュテットのレパートリーの中では「非常に珍しい」ストラヴィンスキーの2曲のバレエ音楽のライヴ音源が初登場!
1983年から1987年までロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めたテンシュテットは主としてドイツ・オーストリア系の作品を得意としており、とりわけ一連のマーラー作品の演奏で高く評価されていました。バレエ音楽を指揮することはほとんどなく、ストラヴィンスキーのこれらの曲では正規盤はありません。
テンシュテットの晩年の演奏であるこの1992年のコンサートは、前述の批評の通り、驚くばかりの盛り上がりを見せ、民話を題材とした神秘的な「火の鳥」、グロテスクな味わいの「ペトルーシュカ」、どちらも満場の聴衆を興奮の渦に巻き込みました。
このライヴ録音では、静かに不気味に終結する「ペトルーシュカ」では拍手はカットされていますが、「火の鳥」では聴衆の心のこもった拍手が収録されており、演奏会場の雰囲気も含めたテンシュテットの熱演を聴くことができます。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ストラヴィンスキー(1882-1971):
1-4.バレエ音楽《ペトルーシュカ》組曲(1947年版)
5-11.バレエ音楽《火の鳥》組曲(1919年版)
【演奏】
クラウス・テンシュテット(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1992年5月5日…1-4
1992年5月10日…5-11
Southbank Centre's Royal Festival Hall,London
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年03月13日 00:00