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『モスクワ音楽院のリヒテル (1951~1957)』(5枚組)

モスクワ音楽院のリヒテル

 旧ソ連の巨匠ピアニスト、リヒテルが「鉄のカーテン」の向こう側にいて「幻のピアニスト」の異名をとっていた時代に、モスクワ音楽院で行った演奏会の貴重な録音をまとめたもの。リヒテルが得意としたベートーヴェン、シューベルト、ラフマニノフを中心としたプログラムで、大指揮者ザンデルリンク、アーベントロートとの共演録音も入っています。既発売の SMCCD 0071-74 (4CD)と SMCCD 0034 (1CD) を組み合わせハードカバーブック仕様盤です。出回った数が少なかった初出盤を買い逃した方には朗報と言えるでしょう。
(タワーレコード)

【曲目】
[CD 1: SMCCD 0071]
フランツ・シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 Op.42 D.845
「さすらい人」によるピアノのための変奏曲 ハ長調 Op.15 D 760
[CD 2: SMCCD 0072]
フランツ・シューベルト:
楽興の時(ピアノのための)Op.94 D 780 から ハ長調(No.1)
ピアノのための4つの即興曲 Op.90 D 899 から
変ホ長調(No.2)/変ト長調(No.3)/変イ長調(No.4)
ピアノのための12のワルツ Op.18 D 145
ピアノのための2つのエコセーズ(Op.67 D 734 から)
ピアノのためのレントラー組曲(D 366 から;スヴャトスラフ・リヒテル編纂)
楽興の時(ピアノのための)Op.94 D 780 から
変イ長調(No.2)/変イ長調(No.6)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1957年2月19日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
モノラル、ADD

[CD 3: SMCCD 0073]
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31 No.2(*)
「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲)変ホ長調Op.35
ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54/ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1951年1月8日(*)、1月17日(*以外)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
モノラル、ADD

[CD 4: SMCCD 0074]
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466(*)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) ソヴィエト国立交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮(*))
ヘルマン・アーベントロート(指揮(+))

録音:1951年3月20日(*)、1954年10月25日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
モノラル、ADD

[CD 5: SMCCD 0034]
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
ピアノのための10の前奏曲 Op.23、ピアノのための13の前奏曲 Op.32 から(*)
嬰ヘ短調(Op.23 No.1)/イ長調(Op.32 No.9)/ロ短調(Op.32 No.10)
嬰ト短調(Op.32 No.12)/変イ長調(Op.23 No.8)/ヘ長調(Op.32 No.7)
ハ長調(Op.32 No.1)/変ロ短調(Op.32 No.2)/変ロ長調(Op.23 No.2)
ニ長調(Op.23 No.4)/ト短調(Op.23 No.5)/ハ短調(Op.23 No.7)
ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
モスクワ放送交響楽団(+)
クルト・ザンデルリング(指揮(+))

録音:1954年12月4日(*)、1955年2月16日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
モノラル、ADD

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2018年05月22日 00:00