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1964年ウィーン音楽祭ライヴ!バックハウス&カラヤン~ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

バックハウス&カラヤン

問題作にして不滅の名盤!
バックハウス+カラヤン ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

名盤にして問題作の誉れ高いカラヤン+バックハウス唯一の共演音盤、『ブラームス:ピアノ協奏曲第2番』が音質向上で復活!宇野功芳氏は「両者の水と油の音楽性が顕著」と評した演奏です。1964年のウィーン音楽祭にカラヤンは手兵ベルリンフィルを率いてカラヤン・ツィクルスと自らの名を冠した2プログラムを披露。オール・ブラームス、プログラムでは、このピアノ協奏曲第2番を巨匠バックハウスと共演。メインは交響曲第2番でした。

2018年の今、虚心坦懐にこの演奏を聞いてみますとカラヤンと雖もベルリンフィルはゴツゴツとした手荒い感触を保持しており、バックハウスの堅牢無比な音楽作りとそこまで矛盾はあるとも思えません。第2楽章のムンムンする弦楽器の色気は流石にカラヤン。第3楽章におけるバックハウスの謙譲の美徳とも呼びたい音楽優先、伴奏優先の姿勢も素晴らしい!そして壮麗としか言いようのないフィナーレには目も眩むばかりです。
(ミューズ貿易新社)

【曲目】
ブラームス: ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 83

【演奏】
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
1964年5月18日、ウィーン音楽祭ライヴ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年08月24日 00:00