人気アクションRPG『ニーア』シリーズのサウンド・トラックなどをまとめてご紹介

『ニーア ゲシュタルト』＆『レプリカント』のオーケストラ・アレンジ・アルバム。岡部啓一氏監修の元、アレンジされた楽曲は、ニーアファン必聴の内容です。

2010年スクウェア・エニックスより発売されたアクションRPG大作の楽曲を収録。音楽クリエイター集団・MONACAを率いる岡部啓一をはじめとした制作陣による音楽は、美しい旋律や激情のリズムで訴えるもの、またEmi Evans氏の造語による（どこか無国籍感漂う）歌唱を効果的に配したもの等を中心に展開。木琴の音色によるミニマルなフレーズにコーラスが絡む「不完全ナ石」シーケンスに乗るEmi氏のコーラスと機械音を交えた「愚カシイ機械」等、独特の悲壮感や儚さを携えた本作に絶妙にマッチ。民族楽器の音色も多数聴かれるが、程よく抑制された表現とそのセンスの良さは推して知るべし。「OSVOSTOTY Awards」にて2010年度「サウンドトラック・オブ・ジ・イヤー」獲得。

2010年スクウェア・エニックスより発売されたアクションRPG『ニーア ゲシュタルト』＆『ニーア レプリカント』より、ゲーム発売直後に追加DLコンテンツとして配信された『15 Nightmares』のBGMを完全収録｡また作曲家･岡部啓一による完全監修のアレンジ（ピアノやアカペラ、オルゴールver.など）も収録、特にラストの「ニーアの伝説 ～8ビットの勇者たち～」の文字通りピコピコなアレンジは往年のゲーム音楽ファンにはたまらないはず…！オリジナルサントラと合わせてどうぞ♪

スクウェア・エニックスから発売の人気アクションRPG、『ニーア ゲシュタルト＆ニーア レプリカント』へのトリビュート盤。ゲームの使用曲をworld's end girlfriend、sasakure.UKなど、シーンで幅広く活動するアーティスト陣がカヴァー! RAFVENによるバルカン・ビート～ジプシー・ジャズ風味（!?）のM6、ラフマニノフのような叙情も携えつつ軽妙さも持ち合わせたユニークな展開で聴かせるSchroeder-HeadzのM10は特にオススメ♪

海外でも高い評価を受けた2010年発売アクションRPG「ニーア・ゲシュタルト/レプリカント」の楽曲をピアノアレンジでおくる1枚。アレンジャーには作曲者の岡部啓一が率いるクリエイター集団MONACAの帆足圭吾、高田龍一、みすみゆりをはじめ、作曲家としても著名な谷岡久美、甲田雅人といった豪華メンバーが集結。またピアノ演奏は帆足圭吾、高田龍一、みすみゆり、谷岡久美によるもの。ジャズ風のものやエフェクトが施されたもの等もありそれぞれの独自の解釈が楽しめる。しかしながら元の旋律を丁寧に組み上げていく点は共通しており心地よさ、聴きやすさも◎

海外でも高い評価を受けたアクションRPG「ニーア・ゲシュタルト/レプリカント」のシリーズ続編として製作された「ニーア：オートマタ」の楽曲を収録のCD3枚組サントラ。サントラ用に岡部氏率いるMONACAによるオリジナルエディット音源で収録。バグパイプ音色の「穏ヤカナ眠リ」妖しい旋律がクセになる「遊園施設」をはじめ前作を踏襲しつつも進化した世界観は見事！そして何といってもエンディングを彩る「Weight of the World」は”10年代ゲーム音楽”を代表する屈指の名曲！(この他、私的オススメ曲は「遺サレタ場所／遮光」「複製サレタ街」など。）日本産ゲームの復権、その象徴ともなった本作はまさに必携です。

「おい！1曲目から“Weight of the World”かよ！いきなりクライマックスじゃねえか！！！」と思ったそこのアナタ（というか私）。お気持ちはわかります。そして聴いていただければわかります。この曲順も含め、お見事。名曲揃いのニーアオートマタから厳選された楽曲群を9人の名手がそれぞれの解釈で綴ります。独特の叙情、虚無感、躍動感、悲壮感・・・その全てにヤミつきになりますよ…。特に「双極ノ悪夢」の壮絶さ、ラストの（帆足伝説こと）帆足圭吾氏自身による「曖昧ナ希望」の美しさ。堪能してください。