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Alpha Classics レーベル~2018年10月発売予定新譜情報(5タイトル)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年10月12日 00:00

alpha

15年以上の歴史を持ち、パリに拠点を置くALPHA(アルファ)レーベル。発足当時はルネサンス,バロックの音楽を中心にリリースしていましたが、最近ではアンナ・ヴィニツカヤやパトリシア・コパチンスカヤなどの若手アーティストに着目。彼らのアルバムを次々とリリースしながらも“知られざる古楽作品”にも力を入れ続けるレーベルです。これらの新しいプロジェクトだけでなく、同じく関連レーベル“ZIG-ZAG TERRITOIRES”のアルバムの再発売もスタート、インマゼール/アニマ・エテルナのベートーヴェンなどの注目盤が新たな装いでALPHAレーベルより発売されています。
(ナクソス・ジャパン)

今回は、アラルコンとカペラ・メディテラネア(古楽器使用)による『スペイン古楽、ラテン音楽の「いま」と出会う ~ホアン・マヌエル・セラから黄金時代へ~』、フラウト・トラヴェルソの名手フランソワ・ラザレヴィチとレ・ミュジシャン・デュ・サン・ジュリアン(古楽器使用)の共演による『パーセル 舞踏と歌のはざまで』、アレクサンダー・ロンクヴィヒが弾く“シューベルト、最後の年のピアノ曲集”、“ジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエル(1660頃-1700):カンタータ&ソナタ集”、チェンバロとピアノの連弾で『エドゥアール・フェルレ(1971-):作品集』など、5タイトルがリリースされます。

スペイン古楽、ラテン音楽の「いま」と出会う ~ホアン・マヌエル・セラから黄金時代へ~(CD&LP)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(チェンバロ・総指揮)、カペラ・メディテラネア(古楽器使用)

 

地中海――イタリアのみならずスペインや南仏、さらにはモロッコやトルコなどさまざまな音楽伝統が入り乱れる、この大きな海の名を冠した古楽グループ「カペラ・メディテラネア」は、今や古楽の新たなる揺籃の地となりつつあるアルゼンチンから来た、欧州随一の古楽鍵盤奏者・合唱指揮者アラルコンが率いるラテン感満点のアンサンブル。それぞれソリストとしても活躍を続けるラテン系の古楽器奏者・古楽歌手が多数加わるこのグループに、今回は『ブエノス・アイレス・マドリガル』(MA Reccordings)をはじめ数々の地方音楽フュージョン古楽を成功させてきた、リュートとギターの才人キート・ガートが参加。カタルーニャ出身の世界的名歌手ホアン(ジュアン)・マヌエル・セラのヒットナンバーを、そこにひそむスペイン古楽との親和性を活かしながら縦横無尽、古楽器集団との精妙なパフォーマンスに昇華してみせました。
ノンヴィブラートめのしなやかな古楽歌唱(ソロ録音も多いマリアナ・フロレスやウーゴ・オリヴェイラら、古楽界の超実力派が続々!)も痛快、16世紀の黄金時代の音楽から18世紀を生きたヴァイスやカバニリェス、さらにモンポウの「静かな音楽」まで、カタルーニャに軸足を置きながらラテンの音楽史をあざやかに見渡す自在なプログラムもきわめて魅力的。オーガニックなスペイン古楽ハープやバロックギターのサウンドにキート・ガートならではの迸る感性が彩りを添える、どこか切ない南国の夜をじわりと思い起こさせてくれる逸品です。(国内盤には歌詞日本語訳付。)
(ナクソス・ジャパン)

[Alpha Classics 公式チャンネルより]

パーセル 舞踏と歌のはざまで ~18世紀
ティム・ミード(カウンターテナー)、フランソワ・ラザレヴィチ(各種リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、バグパイプ)、レ・ミュジシャン・デュ・サン・ジュリアン(古楽器使用)

フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)の名手でありながら、同時に300年前のフランスでも流行していたバグパイプのエキスパートとしても知られ、古楽と民俗音楽の世界を分け隔てなく行き来してきたフランスの異才奏者フランソワ・ラザレヴィチ。Alphaレーベルで続けられてきた彼のチームは、あるときはフランスのロココ期へ、またあるときはルネサンス宮廷舞踏へ……と本拠フランスの正統派古楽も手がける一方で、アイルランドやスコットランドなど英国諸島の民謡にも確かな適性を示してきた、クロスオーヴァー的立ち位置もとれる柔軟な本格派団体。その知見と圧倒的な経験値をもって彼らが「英国のオルフェウス」こと17世紀イングランド最大の作曲家パーセルと正面から向き合うと、どんな魅力的な世界が紡ぎ出されるのか?と期待値充分なアルバムが登場!たんなる17世紀音楽として、あるいは宮廷寄りの正統派レパートリーとしてではなく、バグパイプも交えた民俗情緒をほんのり感じさせる、パーセル作品にひそむ舞踏の要素をあざやかに浮き彫りにしながら、17世紀の劇音楽・機会音楽の生々しい躍動感を伝えずにおかないプログラムが心そそります。
リコーダー合奏、ヴァイオリン合奏、あるいは低音伴奏…アルバムの中で錯綜する音楽様式をへて、従来型のパーセル芸術家像をあざやかに覆す1枚の登場といえます! それでいて歌唱はカウンターテナー、つまり英国古楽的なパーセルの味わいを棄てるつもりは毛頭ないブレのなさも感じられます。これまでにもAlphaでリリースしてきたアルバムの全てが、高い注目度のもと古楽ファンに満足と驚きを与えてきた彼らだけに、これは目が離せないリリースといえそうです。演奏陣の意図を伝える解説の日本語訳がつく国内仕様もおすすめです。
(ナクソス・ジャパン)

[Alpha Classics 公式チャンネルより]

ジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエル(1660頃-1700):カンタータ&ソナタ集~コレッリの傍らで、ローマ随一のチェロ奏者が綴った音楽~

フランチェスカ・ボンコンパーニ(ソプラノ)、アカデミア・オットボーニ(アンサンブル)

17世紀後半から18世紀初頭のローマでは、貴族と枢機卿によって組織された「アカデミア」と呼ばれる芸術同人会が多数あり、有力な文学者や哲学者、さらにはコレッリやアレッサンドロ・スカルラッティなどの音楽家を多く抱えていました。
コレッリやヴィヴァルディに資金援助を惜しまなかったことで知られるピエトロ・オットボーニ枢機卿(ローマ教皇アレクサンデル8世の親族)に仕え、とくにチェロ音楽発展史において重要な役割をはたしたルリエルが、このアルバムの主人公。作曲家として数多くの作品を書いた一方、弦楽器とくに低音弦楽器の演奏で歴史に名を残し、トロンボーン奏者としても活躍していたことが知られていますが、現在作品が残っているのはカンタータやオラトリオなど声楽作品が大半です。しかし彼は同世代の俊才アレッサンドロ・スカルラッティとともに、アリアの華麗さがきわだつレチタティーヴォ付の小編成ジャンル「室内カンタータ」の発展に寄与、ひとつのスタイルの確立に貢献しました。チェロの名手であったルリエルの作品らしく、ここで演奏されている曲も多くにおいてチェロの存在が重視されており、カンタータと結びつけられているソナタでもチェロの活躍が目覚ましいものとなっています。美しい歌唱を披露しているのは1984年生まれのフランチェスカ・ボンコンパーニ。サラ・ミンガルドに声楽を学び、バロック・ソプラノとして活躍しています。
イタリア内外の古楽界でもとくに多忙なバロック・チェロ奏者のひとりマルコ・チェッカートが率いる、ルリエルと所縁の深い枢機卿の名を冠した「アカデミア・オットボーニ」が全曲を見事に演奏しています。
(ナクソス・ジャパン)


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

『PLUCKED’N DANCE 弾く音・舞踏のリズム』~エドゥアール・フェルレ:作品集
ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)、エドゥアール・フェルレ(ピアノ)

スペイン、トルコ、ロシア、イタリア、フランス、ハンガリー、イギリス…
様々な国の民族音楽や舞曲にインスパイアされたアルバム。ジャズ・トリオ「ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオ」でピアノを弾くエドゥアール・フェルレはこれまでにもチェンバロ奏者コシャールとのコラボでバッハ作品からインスパイアされたアルバム(ALPHA229)をリリース、バッハとミニマル的な音の動きを組み合わせた現代的な感性と「チェンバロとモダンピアノ」から生まれる独特の響きで聴き手を魅了していますが、今作ではその方法と可能性を更に発展させた即興的な演奏が繰り広げられています。響き、質感、音が描く世界、全てが個性的です。タイトルの「PLUCKED」には“弦をはじく=チェンバロ”の他“引き上げる”“かきならす”などの意味があります。
(ナクソス・ジャパン)

[Alpha Classics 公式チャンネルより]

シューベルト(1797-1828):最期の年のピアノ作品集
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

ドイツのピアニスト、ロンクヴィヒが弾く「シューベルト、最後の年のピアノ曲集」。
シューベルトの命が燃え尽きた1828年に書かれた作品の中でも、3曲のピアノ・ソナタはとりわけ重要な位置にあります。3曲全てが亡くなる2か月前に一気に書かれており、どの曲も30分から40分と長く、シューベルトが自らの死を予感したかのような深遠な内容を持っています。第19番はベートーヴェンを思わせる力強い主題を持つ第1楽章、天国的な美しさに彩られた第2楽章、メヌエットと題されていても全く明るさのない第3楽章、軽快な終楽章で構成されています。第20番は全体的に清澄な明るさに満ちていますが、第2楽章は不穏な雰囲気を感じさせます。最後のソナタとなった第21番は目まぐるしい転調が特徴。第1楽章の冒頭から美しい旋律は、不気味なトリルに断ち切られ思いがけない曲調に変化します。3曲全編に渡って異様なまでの緊張感に満ちていますが、ロンクヴィヒはシューベルトの思いを丁寧に汲み取り、全ての作品に共感を持って演奏しています。即興曲と呼ばれることもあるD946の3つの小品も1828年5月の作品。小品と言えども深い内容を持ち、ピアニスト泣かせの難曲としても知られています。
(ナクソス・ジャパン)

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