〈アーティストが選ぶ夏に聴きたいオススメ3選＋αは？〉Adam（Joy Opposites）編

2017年秋にリリースしたアルバム『Find Hell』が好調なJoy Opposites。2018年2～3月にかけてはアルバムリリース全国ツアーが決定しているなどアグレッシブに活動を行っている彼らが、同アルバムからシングル「Good Luck」の7インチを完全生産限定盤としてリリース！

抜群の完成度を誇る楽曲に、強力な突破力が加わったバンドの代表作となるセカンド・アルバムが遂に完成！過去最高と自信溢れる楽曲群と、英国の名門メトロポリタン・スタジオで録音され深い陰影が刻まれたサウンドが描くストーリーが、圧倒的な説得力でオーディエンスに迫る。全曲リード・トラックなヘヴィでポップな大会心作！

Joy Opposites - Bad Phase (Audio Video)

▼選盤テーマ：アーティストが選ぶ夏に聴きたいオススメは？

Raphael Saadiq & Q-Tip『Get Involved』

この曲は『The PJs』というアニメ・シリーズのサウンドトラックで、ザ・90年代のR&Bって感じ。この曲を聴くとNYの暑い夏の日が思い浮かぶ。ラファエル・サーディクは最高にクールなやつで、バックに流れてるストリングスのサウンドがマジで最高。そんな複雑な曲じゃないけど、俺にとってはある特定の時間や場所を思い浮かばせてくれる曲。

Raphael Saadiq feat. Q-Tip - Get Involved (Better Quality)

New Radicals『You Get What You Give』

この曲はサウンド面でも歌詞の面でも本当に自分のテンションをあげてくれる。ちょうどハードコアにハマり出した時にリリースされた。ヴォーカルのグレッグ・アレキサンダーは俺からしたらユースクルーのハードコアバンドにいそうな感じなのに、彼はここでめちゃくちゃポップな曲を歌ってる。この曲が入っているアルバム（『Maybe You’ve Been Brainwashed Too』）も最高。

New Radicals - You Get What You Give (Official Video)

Deafheaven『The Pecan Tree』

この曲が入っているアルバム『Sunbather』は確か6月か7月にリリースされて、アルバムのアートワークがすごくシンプルで大胆だけど温かみもあってある意味落ち着いている…と思ったことを覚えてる。それで実際にアルバムを聴いてみるとブラック・メタルとシューゲイズとポスト・ロックの嵐みたいなサウンドで。そのアートワークとバンドのサウンド、それが初夏にリリースされたっていうのが俺の脳内で結びついているだけだから、典型的な「夏の歌」ではないかもしれないけど、俺にとっては夏を思い浮かべる一曲だね！

▼選盤テーマ：夏に観たいオススメの映画は？

映画『大混乱（原題The Great Outdoors）』

『大混乱（原題The Great Outdoors）』はキャンプに行ってトラブルに巻き込まれる家族を描いた愉快な夏の映画。俺の好きな俳優のひとりでもあるジョン・キャンディと、ダン・エイクロイドが出演してるから、キャストも最高だし、観るといつも幸せな気持ちにしてくれる映画のひとつ。

▼2019年はタワーレコード日本上陸40年になります。タワレコに関する印象深いエピソードを教えてください。

日本に初めて来たとき、タワーレコードはほぼ自分の第2の家みたいな感じだった――当時入ってたバンドがいつも新宿でリハーサルをしていたから、リハーサルがあるときは毎回1時間は早く新宿に着くようにして、タワーレコードで新しいリリースをチェックしてオススメの曲を聴いたりしてた。当時は今ほど新譜のアクセスが簡単じゃなかったから。でも実際リハーサルが終わったあともタワーレコードに戻ってその週の食費をレコード代に使ってたと思う！

▼リリース＆ライヴ情報

新EP『Bad Phase』を7月10日(水）に配信リリースします。現在タイトルトラックが公開されているのでぜひ聞いてください。
オリジナル曲と僕らの大好きなアーティストのカバー曲4曲収録予定です。現在ニュー・アルバムも制作中なので、お楽しみに！

オフィシャルページURL：http://www.joyopposites.com/
オフィシャルツイッターアカウント：@joy_opposites

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