全曲初出!アーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団/シューベルト:交響曲全集(4枚組)
全曲初出!
アーノンクールとヨーロッパ室内管弦楽団のシューベルト交響曲全集が登場
アーノンクールとヨーロッパ室内管弦楽団と言えば、世界に衝撃を与え、オーケストラ演奏の流れを決定的に変えたベートーヴェン:交響曲全集(1990年録音)があまりにも有名ですが、それに先立つこと2年、驚くほど素晴らしいシューベルト全集を残していました。楽団員が「人生が変わった」と振り返るほどのリハーサルを経て、小振りの編成による機敏さとクリアな響きを活かした、アーノンクールの解釈が存分に発揮されたシューベルトを紡ぎ出すことに成功しています。
今回、オーストリア放送協会(ORF)が収録していた音源を、数々の受賞歴を誇るベテラン・エンジニアのポール・ベイリー(元EMIアビー・ロード・スタジオ、現Re:Sound社)がリマスタリー。リマスタリングには楽団員のクリスティアン・アイゼンベルガーが立ち会って「アーノンクール時代のCOEサウンド」を見事に呼び覚ましました。
全24ページのブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には、この1988年7月の演奏会に参加したヨーロッパ室内管メンバーによる回想を掲載。
アーノンクールのシューベルトの交響曲全集は、1992年のロイヤル・コンセルトヘボウ管、2003年から2005年にかけてのベルリン・フィルという二つの名門オケとの録音があり、それらとの聞き比べも非常に興味深いものです。
「これほど多くの素晴らしい音楽を共に出来たことへの感謝を、私は終生忘れることはありません。」
――ニコラウス・アーノンクール(ヨーロッパ室内管弦楽団について)
「シューベルトの交響曲全集の演奏会が、私にとってアーノンクールとの初共演でした。その経験が私の音楽家人生を完全に変えてしまったと言っても過言ではありません。」
――サリー・ペンドルベリー(ヨーロッパ室内管弦楽団チェロ奏者)
(ナクソスジャパン)
日本語帯付き
シューベルト(1797-1828): 交響曲全集(4枚組)
ニコラウス・アーノンクール(指揮) ヨーロッパ室内管弦楽団
世界初発売
【CD1】
1.交響曲第1番 ニ長調 D82
2.交響曲第2番 変ロ長調 D125
3.交響曲第3番 ニ長調 D200
【CD2】
1. 交響曲第4番 ハ短調「悲劇的」 D417
2. 交響曲第5番 変ロ長調 D485
【CD3】
1. 交響曲第6番 ハ長調 D589
2. 交響曲第8番 ロ短調「未完成」D759
【CD4】
1. 交響曲第9番 ハ長調「ザ・グレート」D944
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ヨーロッパ室内管弦楽団
録音 1988年 シュテファニエンザール、グラーツ
7月3日…交響曲第1番、第5番
7月5日…交響曲第2番、第4番
7月8日…交響曲第3番、第8番
7月10日…交響曲第6番、第9番
シュティリアルテ音楽祭でのライヴ録音
2020年11月発売、アーノンクールとCOEのシューベルト交響曲全集、国内仕様盤にて再登場!
KKC6269(CD)
輸入盤・日本語帯・解説付