20世紀フランスの作曲家ナディア・ブーランジェが指揮、チェンバロ、ピアノを務めた米デッカ録音を初集成!(5枚組)
Eloquence Classics 公式ページより
20世紀音楽に多大な貢献を果たした女性音楽家による指揮&演奏
作曲家、指揮者、教師、オルガニスト、ピアニスト、チェンバロ奏者、合唱指導者、音楽学者、ナディア・ブーランジェの才能は尽きることがありません。フランスの音楽一家に育った彼女は作曲では夭折した天才、妹のリリ・ブーランジェには及ばないと考えていたそうですが、教師として多くの名音楽家を育て、20世紀音楽の功労者と称えられています。
モンテヴェルディからフランス・バロック期の珍しい作品を経てブラームスまで、ナディア・ブーランジェが戦後、アメリカ・デッカに行った録音がオリジナル・テープから初CD化されます。新規リマスタリングされ、全曲まとめての発売は初めてとなります。ナイジェル・シメオネによるライナーノーツ付き。オリジナル・ジャケット仕様。CD5枚組。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS )
【曲目】
《CD 1》
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第5巻より
1) 第2曲:おお、わが心のミルティッロ、
2) 第3曲:私の魂は、
3)『音楽の戯れ』より「とても美しいお嬢さん」、
4) マドリガーレ集第9巻より「O come vaghi」、
5) マドリガーレ集第4巻より「星に対して彼は打ち明けた」、
6) マドリガーレ集第8巻より「いともやさしい夜うぐいすよ」、
7) マドリガーレ集第第7巻より「断ち切られた希望」、
8) マドリガーレ集第4巻より「A un giro sol de'begl'occhi」、
9) 『音楽の戯れ』より「あの高慢なまなざし」、
10) マドリガーレ集第8巻より「さあ素敵な羊飼いたちよ」、
11) マドリガーレ集第6巻より「ティルシよ、美しいクローリが」
【演奏】
フローレ・ウェンド(ソプラノ)、
ユーグ・キュエノー、ポール・ドレンヌ(テノール)、
ドーダ・コンラート(バス)、
器楽アンサンブル
《CD 2》
[フランス・ルネサンスの合唱曲]
1) デ・プレ:千々の悲しみ、
2) ジャヌカン:この美しい五月、
3) ル・ジュヌ:Hellas, mon Dieu ton ire s'est tournee、
4) ディ・ラッソ:Bonjour, mon Coeur、
5) コストレ:Noblesse git au Coeur、
6) ディ・ラッソ:Quand mom mari vient de dehors、
7) 伝承曲:A declarer mon affection、
8) コストレ:愛しい人よ、さあ、バラを見に行こう、
9) セルミジ:さあ、飲もう、
10) ル・ジュヌ:春はまためぐり来る、
11) モーデュイ:あなたは私をやさしく殺す、
12) ル・ジュヌ:あなたにはわからないでしょ、
13) セルミジ:美しい森に、
14) ボネ:ある日フランシオンがやってきて、
15) ジャヌカン:鳥の歌
【演奏】
フローレ・ウェンド、モンダ・ミリオン、ジュヌヴィエーヴ・マシニョン(ソプラノ)、
ナンシー・ウォー(メッゾ・ソプラノ)、
ヴィオレット・ジュルノー(コントラルト)、
ユーグ・キュエノー、ポール・ドレンヌ(テノール)、
ドーダ・コンラート、ベルナール・コトレ(バス)
《CD 3》
1-21) シャルパンティエ:歌劇『メデ』(抜粋)
【演奏】
フローレ・ウェンド、ナディーヌ・ソートゥロー、イルマ・コラッシ、マリア・フェレス(メッゾ・ソプラノ)、
ヴィオレット・ジュルノー(コントラルト)、
ポール・ドレンヌ(テノール)、
ベルナール・ドミニ(バス・バリトン)、
ドーダ・コンラート(バス)、
器楽&ヴォーカル・アンサンブル
《CD 4》
ラモー:
1-4) 歌劇『ダルダニュス』(抜粋)、
5) 歌劇『カストールとポリュックス』よりメヌエット、
6) 歌劇『イポリートとアリシー』より「恋するナイチンゲールよ」、
7) 歌劇『ダルダニュス』より「O jour affreux」、
8) 歌劇『優雅なインドの国々』より「Clair flambeau du monde」、
9-10) 歌劇『イポリートとアリシー』(抜粋)、
11) 歌劇『カストールとポリュックス』より「永遠の平和は」、
12) 歌劇『エベの祭典』より「セーヌの岸へ飛んでいきましょう」、
13) 歌劇『アカントとセフィーズ』より「タンブーラン―間奏曲」、
14) 歌劇『エベの祭典』より「あなたにまた会えた」、
15) 歌劇『プラテー』より「バッカスへ歌を捧げよう」
【演奏】
フローレ・ウェンド、ナディーヌ・ソートゥロー、イルマ・コラッシ、(メッゾ・ソプラノ)、
ポール・ドレンヌ、ベルナール・ドミニ(バス・バリトン)、
ドーダ・コンラート(バス)、
器楽&ヴォーカル・アンサンブル
《CD 5》
ブラームス:
1-15) 新しい愛の歌―15のワルツOp.65、
16-18) 3つの四重唱曲Op.64、
19) おお美しい夜Op.92. No.1、
20) 憧れOp.112 No.1、
21) 夜にOp.112 No.2
【演奏】
フローレ・ウェンド(ソプラノ)、
ナンシー・ウォー(メッゾ・ソプラノ)、
ユーグ・キュエノー(テノール)、
ドーダ・コンラート(バス)、
ジャン・フランセ(第2ピアノ)(1-15)
DEUTSCHE GRAMMOPHON初CD化
【演奏】
ナディア・ブーランジェ(チェンバロ&指揮[CD 1]、指揮[CD 2-CD 4]、ピアノ&指揮[CD 5])
【録音】
1952年8月(CD 1, CD 2)、1953年1月(CD 3, CD 4)、1954年5月(CD 5)、パ