ユーフォニアム奏者、佐藤采香の最新アルバム!『軒下ランプ』(SACDハイブリッド)
響きという温かい希望の灯り。ユーフォニアムが奏でる美しい追憶の旋律。
2018年リエクサ国際コンクール(フィンランド)にて日本人初の優勝を果たし、一躍管楽器界のスター奏者として活躍著しい佐藤采香。2年間のスイスでの留学を終え、より音楽性豊かになって日本での本格的活動を開始しました。
その第一弾となるのが、このアルバムです。佐藤の最大の魅力である、包み込むような表情豊かな美しい音色と縦横無尽に躍動する技術を、十二分に堪能出来る内容となりました。
注目は、バッハの無伴奏。ユーフォニアムの豊かな音色がバッハの音楽と結びつき、崇高で温かみのある世界を構築しています。
またアルバム・タイトルであり、佐藤より委嘱して作られた「軒下ランプ」は、「帰宅時に見た軒下にホンワカと灯る燈に、ユーフォニアムの音をイメージした」佐藤の経験より着想されて生まれた叙情的な作品です。その他技術的に高度なものを要求するヴェースピなど、聴きどころ満載です。
あらゆるジャンルの音楽を真正面から受けとめ、自身の豊かな感性のもと昇華し表現する佐藤采香の今と輝かしいと未来を感じるアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
『軒下ランプ』
【曲目】
1.加藤昌則:軒下ランプ
2.J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ BWV1013(ユーフォニアム版)
3.ベートーヴェン:モーツァルトの《魔笛》の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
4.メンデルスゾーン:無言歌 作品109
5.オリヴァー・ヴェースピ:ユーフォニアム協奏曲
6.フィリップ・スパーク:イーナの歌
【演奏】
佐藤采香(ユーフォニアム)
清水初海(ピアノ)
【録音】
2020年9月8-10日 相模湖交流センター
DXD352.8kHzレコーディング
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2020年12月21日 00:00