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Joey DeFrancesco(ジョーイ・デフランセスコ)|現代のハモンド・オルガン・マスター、2年振りのニュー・アルバム『More Music』

Joey DeFrancesco

コロナ禍を克服しつつ、動き始めたアメリカのジャズ・シーン。ジョーイ・デフランセスコが、作曲と練習に明け暮れた2020年から、いよいよ観客を前にしたパフォーマンス活動を展開できる喜びをタイトル『More Music』に込めて、再始動します。

ソニー・ロリンズ(ts)、ジョン・コルトレーン(ts)、チャールス・ロイド(ts)らから大きな影響を受け、彼らのテナーのようにオルガンをプレイしたいと思い続けていたデフランセスコ。

前作『In the Key of the Universe』(2019)で、テナー・レジェンド、ファラオ・サンダース(ts)との共演をきっかけに、シリアスにテナー・サックスを学び、初めてそのソウルフルなトーンを、M-2、M-5、M-8で聴かせてくれます。ティーン・エイジャーの頃に共演したマイルス・デイヴィス(tp) にインスパイアされて、始めたトランペットも円熟しM-4、M-6でプレイ、味わい深いヴォーカルもM-8で披露しています。

新加入のルーカス・ブラウンは、ギター、オルガン、キーボードをプレイするマルチ・プレイヤー。デフランセスコは、「ルーカスのおかげで、バンドの可能性が大きく拡がった」と語ります。M-4でデフランセスコは、繊細なタッチのピアノもプレイします。さらにパワー・アップしたブルージーなオルガン・トリオ・サウンドは、M-3、M-7、タイトル曲のM-9で、M-10、M-11は、オルガン、キーボードのバトル・チューンです。

デフランセスコ曰く「ポスト・コロナのミュージック・シーンは、演奏を熱望するミュージシャンと、音楽の素晴らしさを再認識したリスナーが一体となって、かつてない爆発的なムーヴメントが起こるだろう」とも予見しています。その第一歩を飾るのが『More Music』です。

輸入CD

輸入LP

収録曲:
01. Free
02. Lady G
03. Just Beyond the Horizon
04. In Times of Reflflection
05. Angel Calling
06. Where to Go
07. Roll with It
08. And If You Please
09. More Music
10. This Time Around
11. Soul Dancing

メンバー:
Joey DeFrancesco (organ, trumpet, tenor saxophone, keyboard, piano, vocals), Michael Ode (drums), Lucas Brown (guitar, organ, keyboard)

掲載: 2021年09月14日 14:53