ボリス・ギルトブルグによるベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番“皇帝”&ピアノ協奏曲第0番 (オリジナル版…ピアノ・ソロ)
[Naxos Music 公式チャンネルより]
昨秋発売されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集が『レコード芸術』特選はじめ、高く評価されたギルトブルク。並行して進めているピアノ協奏曲全集の第2弾です。
今作は人気曲第5番「皇帝」の登場です。今回もギルトブルグは作品について熟考を行い(その考察はブックレットに詳細に記されています)、独自の解釈に彩られた若々しくエネルギッシュな演奏を披露しました。
併録は「皇帝」と同じ変ホ長調による「第0番」。ベートーヴェン13歳の作品です。オーケストラ・パートの大半が失われたため、復元を加えて演奏する試みもありますが、ギルトブルクは遺されたソロ・パートのみを演奏しています。
ギルトブルグお気に入りのファツィオリ・ピアノの厚みのある響きも聴きどころです。
第5番でギルトブルグの華麗な演奏をバックアップするのは、前作の第1番&第2番と同じく気鋭の指揮者ヴァシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団。息のあった演奏が繰り広げられています。
*国内仕様盤にはギルトブルク自筆の解説を邦訳して掲載します。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 Op. 73(1808-09)
1. I. Allegro
2. II. Adagio un poco moto
3. III. Rondo: Allegro
ピアノ協奏曲 変ホ長調 第0番 WoO. 4(オリジナル版…ピアノ・ソロ)(1784頃)
4. I. Allegro moderato
5. II. Larghetto
6. III. Rondo: Allegro, ma non troppo
【演奏】
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団…1-3
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)…1-3
【録音】
2019年7月11日、フィルハーモニック・ホール、リヴァプール(UK)…1-3
2020年11月13-14日、ファツィオリ・コンサート・ホール、サチーレ(イタリア)…4-6
[解説日本語訳付き]
*国内仕様盤にはギルトブルク自筆の解説を邦訳して掲載します。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年01月21日 00:00