イサタ・カネー=メイソン『Childhood Tales』CDとLPで登場!“子供の領分”や“子供の情景”を収録!
「昔々…」子供時代のお話を音楽で語るイギリスの若きピアニストのニュー・アルバム
イサタ・カネー=メイソンはイギリスのピアニスト。クラシック音楽を演奏するカネー=メイソン7人兄弟姉妹の長女です。2019年7月にデッカ・クラシックスから『ロマンス~クララ・シューマンのピアノ音楽』でデビューし、イギリスのクラシック・チャートで1位を獲得しました。2021年7月には20世紀アメリカの多彩なピアノ・レパートリーが収録された『サマータイム』をリリース。弟のシェクはチェリストとして有名。
イサタのニュー・アルバム『Childhood Tales』は大人のために書かれた、子供に関するノスタルジックな音楽で綴られる魅力的なコレクションです。イサタはこのサード・アルバムで子供時代の魔法を振り返っています。「きらきら星」から真のヴィルトゥオーソ曲を作り上げた、ドホナーニの『童謡の主題による変奏曲』を中心に展開。そのドホナーニの曲と対をなす見事な傑作、同じメロディからのモーツァルトの変奏曲も演奏しています。『子供の領分』はドビュッシーが6歳の娘のために作曲したもので、「ゴリウォーグのケークウォーク」のような親しみやすい曲が集められた曲集です。有名な「トロイメライ」があるシューマンのシンプルで気取りのない大人のノスタルジー『子供の情景』も収録されています。
イサタは今後公開されるメンデルスゾーンの姉ファニー・メンデルスゾーンの映画で演奏する予定です。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
『Childhood Tales』
1-13) モーツァルト:「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲K.265/300e
14-27) ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲Op.25
28-33) ドビュッシー:子供の領分(第1曲:グラドゥス・アド・パルナッスム博士/第2曲:象の子守歌/第3曲:人形へのセレナード/第4曲:雪は踊っている/第5曲:小さな羊飼い/第6曲:ゴリウォーグのケークウォーク)
34-46) シューマン:子供の情景Op.15(第1曲:見知らぬ国と人々について/第2曲:不思議なお話/第3曲:鬼ごっこ/第4曲:おねだり/第5曲:十分に幸せ/第6曲:重大な出来事/第7曲:トロイメライ(夢)/第8曲:暖炉のそばで/第9曲:木馬の騎士/第10曲:むきになって/第11曲:怖がらせ/第12曲:眠りに入る子供/第13曲:詩人は語る)
【演奏】
イサタ・カネー=メイソン(ピアノ)
ドミンゴ・インドヤン(指揮)ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(14-27)
【録音】
2022年12月13-14日、リヴァプール、The Friary(1-13, 28-46)、11月17-20日、リヴァプール、フィルハーモニー・ホール(14-27)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP
掲載: 2023年04月10日 00:00