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ピノック&ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブルによるJ.S.バッハ(エーラー編):パルティータ第1番、第2番、第5番(室内管弦楽版)


[Linn Records 公式チャンネルより]

ピノックが“振る” 『パルティータ』室内管弦楽版

ユゼフ・コフレル編曲「ゴルトベルク変奏曲」が大きな話題となったトレヴァー・ピノックとロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブルによる、バッハの鍵盤楽器のための名作を室内管弦楽で演奏する企画第2弾。

今回は同様の編成による新しい編曲をロイヤル・アカデミー出身の作曲家トーマス・エーラーに依頼しました。コフレルの編曲のような親しみやすさと、それとは異なるアプローチを目指すエーラーが6曲のパルティータから選んだのは1番、2番、5番、そして6番からコレンテで、編成は弦(4/4/3/3/1)、フルート、オーボエ、コーラングレ、ファゴットが各1というもの。
編曲よりも一歩踏み込んだ「リイマジンド(再想像)」という作業を経て生み出された作品は、バッハの書いた音型のみを使いながら様々な楽器がフレーズを受け継いで声部の動きを鮮やかな色彩感で表現しており、さらに和声を厚く印象的に響かせることで、バッハの鍵盤作品の最高峰という完成度を保ちながら、ロマン派を思わせる超時代的な美しさを纏わせることに成功しています。

最後にはエーラーのオリジナル作品「光の小川」を収録。ドイツ語のBach(小川)に掛けたタイトルのこの作品は、パルティータの回想もかすかに姿を現しつつ、バッハの音楽が人々の魂を照らし出すイメージを表現しているということです。
見通しの良い録音も相まって、たいへん爽やかなアルバムに仕上がっています。
(ナクソス・ジャパン)

輸入盤

 

国内仕様盤

※国内仕様盤…原盤解説の日本語訳付

 

【曲目】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)/トーマス・エーラー(1980-)(リイマジンド):
1-8. パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV 825
1. Praeludium プレリューディウム(前奏曲)
2. Allemande アルマンド
3. Corrente コレンテ
4. Sarabande サラバンド
5. Menuet I メヌエット I
6. Menuet II メヌエット II
7. Menuet I メヌエット I
8. Gigue ジーグ

9-14. パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
9. Sinfonia シンフォニア
10. Allemande アルマンド
11. Courante クーラント
12. Sarabande サラバンド
13. Rondeaux ロンドー
14. Capriccio カプリッチョ

15-21. パルティータ 第5番 ト長調 BWV 829
15. Praeambulum プレアンブルム(前奏曲)
16. Allemande アルマンド
17. Corrente コレンテ
18. Sarabande サラバンド
19. Tempo di Minuetta テンポ・ディ・ミヌエッタ
20. Passepied パスピエ
21. Gigue ジーグ

22. Corrente コレンテ ~ パルティータ 第6番 ホ短調 BWV 830

23. エーラー: Brook of Light 光の小川

【演奏】
トレヴァー・ピノック(指揮)
ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル
トロント王立音楽院グレン・グールド校のメンバー

【録音】
2023年3月27-29日、スネイプ・モルティングス、サフォーク、UK

収録時間: 70分


トレヴァー・ピノック

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月03日 00:00