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サヴァール&ル・コンセール・デ・ナシオン/メンデルスゾーン:交響曲第4番“イタリア” 1833年初稿&1834年最終稿(SACDハイブリッド)

サヴァール
Mendelssohn録音風景(c)Toni Peñarroya

初登場!サヴァールによるメンデルスゾーン
≪イタリア≫2種の稿を録音!

ジョルディ・サヴァールがメンデルスゾーンを録音しました!サヴァールのディスコグラフィで初登場の作曲家です。これまで、古代や中世・バロックの音楽を国や地域を問わず奏でてきたサヴァール。近年はハイドン、ベートーヴェン、シューベルトに続いて、19世紀の音楽へとその足を伸ばし、歴史の中で生まれた素晴らしい作品を新鮮かつごく自然な形で響かせ、当時の人々が受けた衝撃と感動を現代の私たちに追体験させてくれています。今回の曲は天才メンデルスゾーンが旅から受けた感動がこれ以上ない躍動感で表出している≪イタリア≫、しかも2種の稿を収録。コンサートミストレスは人気急上昇のボネ、ということで、どこをとっても大注目の新譜です!

オーケストラは、リナ・トゥール・ボネがコンサート・ミストレスを務めるほか、2022年メンデルスゾーン・アカデミーに参加した若手奏者からの選抜メンバーも参加しているなど、メンデルスゾーンへの並々ならぬ思い入れのあるメンバーたちによって構成されています。

交響曲第4番は1833年、メンデルスゾーン自身の指揮で初演され、絶大に高い評価を受けましたがメンデルスゾーン自身は満足することはなく、この作品の改訂を求め、二度と指揮することはありませんでした。メンデルスゾーンは、第2楽章のテーマをシンプルにし、続く楽章のトリオをよりドラマティックにし、フィナーレにピチカートを入れ、フィナーレを長くしました(264小節から305小節に)。第1楽章の改訂版は現存していませんが、手紙から何かしらの加工を試みたと考えられています。1834年のこの改訂稿は2001年になって初めて出版されました(これには19世紀におけるメンデルスゾーン(=ユダヤ)をめぐる事情などもあったと考えざるをえません)。1847年(メンデルスゾーンの死後)に上演された時に会場にいたベルリオーズは「メンデルスゾーンの交響曲は、金メダルのように一瞬にして鋳造された傑作である。」と述べています。サヴァールはメンデルスゾーンの手紙などを検証、検討を重ねた結果、両方のヴァージョンを録音することに決めました。「お聴きになられると、どちらの版も、色彩、リズム、器楽書法、すべてにおいて見まごう事なき天才の刻印があらわれていることに驚くでしょう」と述べています。サヴァールがおしげもなく軽やかに提示し解放する、天才メンデルスゾーンの創造の軌跡と天才の刻印、天才が旅から受けた豊かな刺激の実りを強く感じる演奏です。
(キングインターナショナル)

輸入盤

AVSA 9955
(SACD Hybrid)
59:49

 

輸入盤・国内流通仕様

KKC 6746
(SACD Hybrid)
輸入盤・日本語帯・解説付

 

【曲目】
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 op.90 ≪イタリア≫
1-4 最終稿(1834年)
5-8 初稿(1833年)

【演奏】
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシオン〈リナ・トゥール・ボネ(コンサートミストレス)〉

【録音】
2022年10月26-28日、カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2023年08月03日 00:00