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『ギュンター・ヴァント不滅の名盤 ベルリン・ドイツ交響楽団編 SACDハイブリッド4タイトルセット(全8枚)』<限定生産盤>

ヴァント

ヴァントの名演をSACDハイブリッドで堪能
ベルリン・ドイツ交響楽団との4作品をまとめた
数量限定セット!


PROFIL音源をライセンスし、ALTUSがリマスター・SACDハイブリッド化して発売した「ギュンター・ヴァント 不滅の名盤」シリーズ。ここからベルリン・ドイツ交響楽団との共演である4タイトル(全8枚)を、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。

【PALTSA-001/2】シューベルトとブルックナー、ふたつの未完成交響曲を1日で演奏した93年のライヴ。共にヴァントの得意とした作品で大変な聴きごたえです。恐ろしい低音が聴き手を一気に音楽へ引きずり込む「未完成」。そして泣く子も黙るヴァントのブル9!完璧に整っていながらも熾烈・強烈な音響で、圧倒的な完成度でもって至高の音の大伽藍を築き上げています。
【PALTSA-003/4】緻密にして長さを全く感じさせない「グレート」は終楽章の開放感が抜群。「火の鳥」は一般的な1919年版ではなく1945年版を使っているのがヴァントならでは。力強さ、美しさ、歌と構築が見事に結晶化したチャイ5もたまりません!
【PALTSA-005/6】ヴァントを語る上で外せない至高のベートーヴェンを収録。第1・3番は同日のライヴで、1番から実に力強く引き締まった彫刻のような響き。《英雄》ではその音作りが更なる深化を生み、圧倒的な音の建造物となって聴き手の前に立ち現れます。葬送行進曲でのティンパニの淀みない強打は崇高すぎて恐ろしいほど。ヴァント90年代を代表する偉大な演奏です。
【PALTSA-007/8】92年と94年、2種類の《田園》《運命》ライヴです。基本的に同じ解釈ですが92年はコントロールされた演奏の完成形と言え、突き詰めた厳しさが支配しています。一方94年は自由度が増し、おおらかな演奏へとシフトしつつあるヴァントの音楽性の変化が感じられます。完璧な造形美を持った92年の《運命》、しなやかな流麗さがたまらない94年の《田園》。いずれの年も甲乙つけがたい魅力があり、ヴァントならではの極意が詰まった名演と言えるでしょう。
(キングインターナショナル)

【曲目】
【PALTSA 001/2】
[Disc1] シューベルト:交響曲第7(8)番 ロ短調《未完成》 D. 759
[Disc2] ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109(原典版)
録音:1993年3月20日/コンツェルトハウス・ベルリンにおけるライヴ

【PALTSA 003/4】
[Disc1] シューベルト:交響曲第8(9)番 ハ長調《ザ・グレート》 D.944
[Disc2] ストラヴィンスキー:バレエ組曲《火の鳥》(1945年版)、チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64
録音:[Disc1]1993年6月14日、[Disc2]1987年4月5・6日/ベルリン・フィルハーモニーにおけるライヴ

【PALTSA 005/6】
[Disc1] ベートーヴェン:(1)交響曲第1番 ハ長調 作品21、交響曲第3番 変ホ長調《英雄》 作品55
[Disc2] ベートーヴェン:(3)交響曲第4番 変ロ長調 作品60、(4)序曲《コリオラン》 作品62、序曲《エグモント》 作品84
録音:(1)(2) 1994年2月15日、(3) 1996年4月9日、(4)(5) 1994年11月28日/ベルリン・フィルハーモニーにおけるライヴ

【PALTSA 007/8】
[Disc1] ベートーヴェン:(1)交響曲第6番 ヘ長調《田園》 作品68、(2)交響曲第5番 ハ短調《運命》 作品67
[Disc2] ベートーヴェン:(3)交響曲第6番 ヘ長調《田園》 作品68、(4)交響曲第5番 ハ短調《運命》 作品67
録音:(1)1992年9月26日、(2)1992年11月2日、(3)(4)1994年11月1・2日/コンツェルトハウス・ベルリンにおけるライヴ

【演奏】
ギュンター・ヴァント(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団