藤倉大『ウェイヴァリング・ワールド』(2枚組SACDハイブリッド)
今、もっとも演奏される回数の多い作曲家 藤倉大による最新作品集。
『マナヤチャナ』(2014)、『世界にあてた私の手紙』(2016)、『チャンス・モンスーン』(2017)、『ダイヤモンド・ダスト』(2018)、『ざわざわ』(2019/2019年度レコード・アカデミー賞現代曲部門賞受賞作品)、『タートル・トーテム』(2020)、『グローリアス・クラウズ』(2021)、『アクエリアス』(2022)、『ウェイファインダー』(2023)と、毎年1作の快調ペースでリリースを続けてきたロンドン在住の作曲家藤倉大の作品集も今作で10作目を数える。
今回も管弦楽、パーカッション、三味線、木管アンサンブル、エレキギター、尺八、オーボエ、チューバ、箏と西洋東洋古今東西の楽器が入り乱れてのヴァラエティ豊かな藤倉大の広大な音楽世界が展開される。これまでの諸作同様、藤倉自身が編集・ミックス、マスタリングまで手掛け、作曲者の理想とする響きが追及されている。
(ソニーミュージック)
【収録内容】
[DISC1]
1. ウェイヴァリング・ワールド~管弦楽のための
/飯森範親(指揮)パシフィックフィルハーモニア東京
2. 大大(だいだい)~ソロ・マリンバと3つのパーカッションのための
/大茂絵里子(マリンバ)ほか
3. 三味線協奏曲~オーケストラ・ヴァージョン
/本條秀慈郎(三味線)ほか
4. コズミック・ブレス~木管五重奏のための
/ユンゲ・ドイチェ・フィルのメンバー
5. アローン、スピーク~エレキギターのための
/ダニエル・リッペル(エレキギター)
[DISC2]
1. 尺八協奏曲~アンサンブル・ヴァージョン
/小濱明人(尺八)ほか
2. ミラージュ~ソロ・オーボエのための
/ガブリエル・ピドー(オーボエ)
3. チューバ協奏曲~アンサンブル・ヴァージョン
/橋本晋哉(チューバ)ほか
4. ゆりいろ(箏協奏曲第2番)~25弦箏と弦楽四重奏のための
/木村摩耶(25弦箏)ほか
5. そでひちて~三味線と声のための/本條秀慈郎(三味線、声)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2024年07月10日 00:00