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DGのLP復刻『オリジナル・ソース・シリーズ』「SECOND EDITION」~カラヤン、アバド、ギレリス、小澤征爾

オリジナル・ソース・シリーズ

エミール・ベルリナー・スタジオスが、最先端のピュア・アナログ技術を駆使して伝説的名盤をリマスター
《オリジナル・ソース・シリーズ》「SECOND EDITION」4タイトル
好評にお応えして、第2弾発売の3タイトルと第3弾から小澤の幻想を「SECOND EDITION」として復刻限定発売。


ドイツ・グラモフォンから、名盤をLPで復刻するシリーズ『オリジナル・ソース・シリーズ』(The Original Source)の復刻限定発売。
ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオスが1970年代の4トラック、または8トラックのマスターテープから、このシリーズのために特別に開発された独自の技術を用いて100%ピュアなアナログ技術を駆使してミキシングしながらダイレクト・カッティングし、最高音質を実現。より明瞭に、より繊細に、より周波数特性は改善され、同時により少ないバックグラウンド・ノイズ、歪み、圧縮により、これまでにないオーディオ・マニア向けのリスニング体験が可能になりました。
オプティマル社製180g重量ヴァージン・ヴィニール盤。オリジナル・アートワーク&ライナーノーツ、スリーブ内に追加写真や録音資料を掲載。豪華ゲートフォールド仕様。限定盤。
オリジナル・マルチ・トラック1/2インチ・マスター・テープから直接ピュア・アナログ・ミックス&カット(1/4インチ・ステレオ・コピーを介さずに)したピュア・アナログ盤。コピーは一切使用せず、信号経路に余分なデバイスは一切使用せず、デジタルを一切介していません。
エミール・ベルリナー・スタジオスにてライナー・マイヤールがミックス、シドニー・C・マイアーによるカッティング
*「SECOND EDITION」は*シリアルナンバーなし。
*品番・POS・価格が変更となっております。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

第3回発売3タイトル/第4回発売3タイトル/第5回発売4タイトル/第6回発売4タイトル
ドイツ・グラモフォンの新しいアナログLP「オリジナル・ソース・シリーズ」をお勧めします!
※ 一部タイトルにつきましては既に品切れ、入手困難となっているものもございます。お求めはお早めに。





ドイツ・グラモフォンが最高の状態のマスターから最高品位のLPレコードを制作する「オリジナル・ソース・シリーズ」を立ち上げた。
第1弾は(1)クライバー指揮ウィーン・フィル/ベート-ヴェン:交響曲第7番、(2)カラヤン指揮ベルリン・フィル/マーラー:交響曲第5番、(3)アマデウス四重奏団&ギレリス/シューベルト:ピアノ五重奏曲《ます》、(4)アバド指揮ロンドン交響楽団/ストラヴィンスキー:《春の祭典》の4タイトル(筆者は4のみ未入手)。
とにかく鮮度の高い音だ。筆者はまず(3)に針を降ろして、その生々しさに驚嘆した。これまでに聴いたLP、CDにも増して、アマデウス・メンバーの迸るような弓の走り、コントラバスの鮮烈なリズム、ギレリスの清冽で力強いピアノに息を呑んだ。ここまでくると歴史的名演のナマに立ち会うのと同じ「体験」である。
(1)は、まさにCDのネイキッド・バージョンだ。音に潤いがあり耳に快いのはCDだが、お化粧抜きの今回のLPは音の立ち上がりのスピードが圧巻!名門ウィーン・フィルのメンバーが能力の限界ギリギリまで攻めた演奏をしているのが目に見えるようだ。
(2)は冒頭のトランペット・ソロから音色の輝き、緊張感が凄く、続いて現れるオーケストラの総奏のド迫力、色彩の爆発に圧倒される。カラヤンがこの録音に賭けた本気度が音からひしひしと伝わってくる。CDは豊かさと安定感のある音にマスタリングされていた。
これらは元々1970年代の4チャンネル録音で、これまでのLPやCDは2チャンネルにトラック・ダウンした二世代目のアナログ・マスターを用いていた。今回は世代を遡った4チャンネルのオリジナル・マスターをそのまま使い、高品位のアナログ・プロセスで2チャンネル化し、カッティングしたという。つまり一切デジタルで洗われていない、アナログそのもののサウンドが鳴り響いているのだ。すべての音楽ファンに心からお薦めしたい!(板倉重雄/intoxicate vol.164より)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP アナログレコード

掲載: 2024年10月25日 10:00