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アンタル・ドラティ&フィルハーモニア・フンガリカ - マーキュリー・マスターズ<限定盤> 8枚組 2025年1月下旬発売

ドラティ

ハンガリーの巨匠指揮者が同郷の音楽家の楽団と行った初期の録音を初集大成 CD8枚組ボックス・セット


ハンガリーの巨匠指揮者アンタル・ドラテイがフィルハーモニア・フンガリカと共にマーキュリーとフィリップスに行った初期の録音集が初めてまとめて発売されます。CD8枚組ボックス・セット。限定盤。

フィルハーモニア・フンガリカは1956年に結成された、ハンガリー出身の移民音楽家たちによる名手ぞろいのアンサンブルです。彼らはヨーロッパやアメリカで演奏活動を行いながら、マーキュリーとフィリップスのこれらのアルバムを通じて有名になり、指揮者アンタル・ドラテイの名前と並び称されるようになりました。ドラティとフィルハーモニア・フンガリカは1970年代初頭、デッカにハイドンの交響曲全集を録音して大好評を得ました。けれどもこのセットの録音はそれよりずっと以前のもので、すでに彼らが芸術的に強力に結びついていることが示されています。当時の批評家たちが評しているように、弦楽が特別な統一感を持ち、独自の"ハンガリー風"に響く音の立ち上がりで演奏しています。

マーキュリーの6枚のアルバムはすべて、1958年6月にウィーン・コンツェルトハウスで録音されました。収録されたレパートリーは過去50年間のハンガリー音楽を中心に、鮮やかな色彩感を持ち、リズミカルなエネルギーが溢れる作品が並んでいます。ハイドンの交響曲ではアンサンブルのハイドンに対する初期の好みが見られ、またバレエの優れた指揮者として定評のあるドラティはウィーンのワルツ集に広がりのある感覚をもたらしています。フィリップスにのこされた2枚のアルバムは、1957年10月のバルトークとヴェイネルのカップリングと、1974年のバルトークの録音です。緊張感あふれる演奏が収められています。バルトークの『2つのルーマニア舞曲』と『弦楽のためのディヴェルティメント』、コダーイの『ガランタ舞曲』は初CD化となっています。

ブックレットには、音楽史家のデイヴィッド・パットモアがフィルハーモニア・フンガリカの歴史と彼らの録音デビューについて書いたエッセーが掲載されています。オリジナル・マスターテープからの新規リマスタリング。オリジナル・ジャケット仕様。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

ドラティ

【曲目】
《CD 1》
1) コダーイ:マロシュセーク舞曲
2-3) バルトーク:2つのルーマニア舞曲Sz.43(L.ヴェイネル編)*
4) コダーイ:ガランタ舞曲*
【録音】
1958年6月、ウィーン

《CD 2》
バルトーク:
1-5) 舞踏組曲Sz.77
6-7) 2つの肖像Sz.37
8-9) 『ミクロコスモス』組曲(T.シェルイ編)より(第4曲/第5曲)
【録音】
1958年6月、ウィーン

《CD 3》
1) レハール:喜歌劇『メリー・ウィドウ』よりワルツ
2) カールマン:喜歌劇『チャールダーシュの女王』よりワルツ
3) ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『オーストリアの村つばめ』Op.164よりワルツ
4) ドホナーニ:ピエレットのヴェールOp.18
5) ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツOp.183
6) ランナー:ワルツ『シェーンブルンの人々』Op.200
【録音】
1958年6月、ウィーン

《CD 4》
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア
1-4) 第1組曲
5-8) 第2組曲
9-18) 第3組曲
【録音】
1958年6月、ウィーン

《CD 5》
1-4) チャイコフスキー:弦楽セレナードOp.48
5) アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲Op.35a
【録音】
1958年6月、ウィーン

《CD 6》
ハイドン:
1-4) 交響曲第103番変ホ長調Hob.I; 103『太鼓連打』
5-8) 交響曲第94番ト長調Hob.I: 94『驚愕』
【録音】
1958年6月、ウィーン

《CD 7》
1-3) バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメントSz.113*
4-7) ヴェイネル:ハンガリー民俗舞曲Op.18
【録音】
1957年10月、ウィーン

《CD 8》
バルトーク:
1-4) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106
5-10) 舞踏組曲Sz.77
【録音】
1974年9月、ドイツ

*初CD化

【演奏】
アンタル・ドラテイ(指揮)
フィルハーモニア・フンガリカ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2024年12月06日 00:00