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フィリッパ・ペリー 書籍 『身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本』 2月26日発売

身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本,フィリッパ・ペリー

人 生 の 難 局 を 乗 り 越 え、幸 せ を 叶 え る た め の 新 習 慣
シリーズ累計300万部『自分の親に読んでほしかった本』著者最新刊
英国の心理療法の第一人者が、すべての人間関係の悩みに答えます


孤独、不安、別れ、裏切り、浮気、病気、介護、死別──。私たちの人生には日々さまざまな問題が降りかかります。しかし、家族、パートナー、友人、同僚、そして自分自身とのつながりの質を高め、身近な人間関係を良好に保つことができれば、あらゆる困難も乗り越えやすくなります。

たとえば相手との関係が親密であればあるほど、私たちは相手に多くを求めがちだと著者は言います。「どうしてわかってくれないの?」「あなたのために言っているのに」と、不満を募らせてしまうのです。ですが、相手との関係をよりよいものにするには、まず、相手の言動に対する自分自身の受けとめ方を変えていく必要があります。

本書では、トラウマ、アタッチメント(愛着)、境界線など、心理学の基本的な考え方にもとづいてさまざまな人間関係の悩みを読み解き、私たちが大切な人とよりよい関係性を築くための考え方と行動のヒントを示します。

特別な相手と絆を深めるには? 運命の人に出会うには? 関係がこじれるのは誰のせい? 衝突を避けているとどうなるか? 相手も自分も幸せになる自己主張のしかた、ストレスや不安の管理方法から、人間関係をよくするための行動指針まで、実践的アドバイスを充実。私たちが人生の難しい局面をうまく乗り越え、幸せを叶えるための心がまえを、心温まる筆致で綴ります。

世界的ベストセラーとなった前著『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』は「涙なしで読めない」「自分の親に対しても許せる気持ちになった」など、子育て層を中心に支持される一方で、「人間関係全般に役立つ」「ここまで即効性のある本はなかった」など、広く人間関係に役立つ書としても注目されました。

大人の人間関係の問題に特化した待望の続編となる本書にも、「新たな一歩を踏み出せた」「人生を豊かにしてくれる実践の書」など、続々と共感の声が寄せられています。


【はじめに】

私たちはみな幼いころに、自分の環境に合った価値基準や適応能力を発達させます。そうやって人生の初期段階に身につけた独自のものの見方に沿って、人と接したり、決断を下したりするのですが、自分がそのように動いていることを、たいていは意識すらしていません。

成長し、新たな人と出会い、社会でさまざまな経験をするにつれ、人生の初期に身につけた価値基準や適応方法が以前のようには機能しなくなり、昔の思考や行動のパターンから抜けだせずに行き詰まってしまうこともあります。

本書のねらいは、あなたが幼いころに身につけた価値基準や適応方法を理解し、いまでも役に立っているものは何か、更新したほうがよいものは何かを自覚できるように、お手伝いすることです。ここでいう「自覚」とは、自分が地図上のどこにいるかを知ることです。スタート地点がわからなければ、行きたい場所に向かう道筋もわかりません。

外の世界に対していかに反応するか、いかに怒るか、他者のありようをいかに受けとめるか、自分のことをいかに説明するかを学ぶことはとても大事です。自分の行動をあるがままに自覚しなければ、何を変えるべきかがわからないからです。

初めてセラピーを受けに来る人は、必ずといっていいほど自分以外の人々の話をしたがります。そこで私はこうお話しするのです──「私たちには他人を変えることはできません。ただし、自分自身をコントロールする力があります」。

多くの人は自分がそういう力を持っていることを理解していませんが、私たちは自分の反応や行動を変えることができます。優先順位や価値基準、習慣的な対応を変えることができるのです。

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タグ : 書籍

掲載: 2025年02月19日 14:30