Brad Mehldau(ブラッド・メルドー)『Fantasy & Reveries』新世紀を代表するジャズ・ピアニストによる”クラシカル・クロスオーヴァー”アルバム
掲載: 2026年09月11日 15:41

ブラッド・メルドーの新たな音楽的探求――。
新世紀を代表するジャズ・ピアニストとして、ジャンルを越えて、多くのアーティスト、ミュージシャンからも賞賛を浴びる鬼才ブラッド・メルドーによる”クラシカル・クロスオーヴァー”アルバム。 様々な音楽にインスピレーションを受けながら、自由にその創造性を広げていく彼の現在地、それが2つの作品によって構成された最新作『FANTASY & REVERIES』である。
輸入盤CD
■作品詳細
新世紀を代表するジャズ・ピアニストとして、ジャンルを越えて、多くのアーティスト、ミュージシャンからも賞賛を浴びる鬼才ブラッド・メルドー。2021年にはオルフェウス室内管弦楽団とのコラボレーションによってクラシックの構成にジャズのハーモニーを融合させた作品を発表、2022年にはプログレッシヴ・ロックから受けた音楽的インスピレーションを表現した作品を、2023年にはザ・ビートルズの楽曲を彼独自の解釈で表現をした作品を発表、そして2024年にバッハとフォーレというクラシックの大家の作品をジャズに昇華させた作品、さらに昨年にはエリオット・スミスの作品を独自の解釈で編曲した作品を続けて発表するなど、ジャンルにとらわれず自由にその創造性を羽ばたかせている。
その彼による新たな作品が早くも届けられた。本最新作『FANTASY & REVERIES』は、メルドーによるオリジナル作品を収録したアルバムとなる。まず1曲目に収録されている「Fantasy for Piano」は、元々ジェレミー・田クの委嘱によって制作された楽曲で、「Three Pieces after Bach」と同じ時期に書かれたものだ。また2曲目以降に収録されている「Fourteen Reveries」は、彼の『Suite: April 2020』と同様に、短めの楽曲を集めたコレクションで構成された作品となる。
「『Fantasy for Piano』は、『Three Pieces After Bach』と共通するこだわりを持っている。長く伸びるペダル・ポイント、三和音の協和と極端な不協和音との鮮明な対比、そして自由に分割された7/4拍子などだ」とメルドーはアルバムのライナーノーツで語っている。「非常に緻密に書かれており、極めて分厚いテクスチャーの中でメロディのストーリーラインを伝えることが、多くの場合の課題となる。」
「『Fourteen Reveries』では、大規模な展開を避け、簡潔さを選んだ。それぞれの曲は、感情を凝縮したものに近い」と彼は続ける。「『レヴァリー(空想/白昼夢)』という言葉が示すように、この音楽は、私たちが外部の環境から退く目覚めている時間の瞬間に寄り添うものかもしれない。空想は、周囲の退屈さからの気分転換として歓迎されることもある。またある時には、憂鬱への無意識の逃避行となることもある。いずれにせよ、それは他人から独立した、自分自身の意識だけに属する内面的な体験だ。したがって、この音楽は孤独を表現している――時にはうっとりと魅了され、穏やかで、神経質で、寂しく、あるいは有頂天になりながら。」
ニューヨーク・タイムズ紙が「近年のアルバムが明確に示しているように、多種多様な音楽に魅了されているジャズ・ピアニストだ」と称賛するように、ジャンルを超えた独自の音楽的解釈で新たな作品を創り出し続けているブラッド・メルドー。”クラシカル・クロスオーヴァ―”的な作品と呼べる最新作『FANTASY & REVERIES 』で彼は聴き手に再び深い音楽的探求の旅へと誘ってくれるのだ。
■収録曲
01. Fantasy for Piano
02. Fourteen Reveries: 1
03. Fourteen Reveries: 2
04. Fourteen Reveries: 3
05. Fourteen Reveries: 4
06. Fourteen Reveries: 5
07. Fourteen Reveries: 6
08. Fourteen Reveries: 7
09. Fourteen Reveries: 8
10. Fourteen Reveries: 9
11. Fourteen Reveries:10
12. Fourteen Reveries:11
13. Fourteen Reveries:12
14. Fourteen Reveries:13
15. Fourteen Reveries:14
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