What's The 213!? ウォーレンGのリアル・マブダチ、ネイト・ドッグとスヌープ・ドッグ(2)
もう説明する必要がないほどに、ドクター・ドレやそのファミリー(エミネムやイグジビット)とのコンビネーションが強固なスヌープ・ドッグではあるが、スヌープが頂点に昇り詰めて本当にやりたかったことは、地元の仲間をフックアップすることだったに違いない。
本文にあるとおり、デビュー以前に組んでいた213の盟友ウォーレンとネイトはもちろん、従兄弟(ダズ、RBX)や近所の人(バッド・アズ、ゴールディー・ロック)、ギャング時代の敵(トレイ・ディー)などを次々と表舞台に引き 上げたスヌープだが、真に好き勝手なスタンスで仲間と共演できるようになったのは、みずからの城=ドギースタイル設立後のこと。そのたびに〈記念すべき~〉とか大 袈裟に叫ばれる213の再集結も、それ以降(実は)何度も実現している。それぞれが ビッグになったため〈豪華共演〉などといわれるものの、スヌープにとっては仲間うちのパーティーみたいなものなのだろう。
カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2002年05月23日 22:00
更新: 2003年03月03日 22:45
ソース: 『bounce』 227号(2001/11/25)
文/出嶌 孝次