インタビュー

Xzibit

エクストラオーディナリーな超ヘヴィー級轟腕ラッパー、〈X to the Z〉ことイグジビットがパワーアップして堂々降臨!! 世界をエキサイトさせる『Man Vs. Machine』はさらにエクセレントな傑作だ!

「前作から現在まで、オレの生活は特に変わってないよ。姉ちゃん(妹?)に家を買ってあげて、オヤジに家を建てて、息子の面倒をみて、自分にはローライダーを一台買った。それだけだよ。オレはジュエリーとかそういうものには興味がないんだ。いまは前以上に音楽にフォーカスしてる。このビジネスに身を置いていても、人間としてのオレ個人は変わってないんだ。だから気分がいいよ」。

 eckoの白いシンプルなTシャツにジーンズ、頭にはネイヴィーのバンダナといういでたちでそう語るイグジビット。そう、プラティナム・アーティストの仲間入りをしても、MTVでセレブ扱いされようとも、イグジビットは決して変わらないのだ。そればかりか、「自分の音楽に対して感じる責任感、また、その音楽に真面目に取り組むことに対しての責任感は今でも持ち続けてるし、向上心も常にある。それらをなくしたら、オレはもう音楽を作る必要はないと思ってる」とキッパリ言い切る。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年08月29日 12:00

更新: 2003年02月10日 13:13

ソース: 『bounce』 235号(2002/8/25)

文/松田 敦子