インタビュー

アシャンティのあゆみ

ASHANTI 『Ashanti』 Murder Inc./Def Jam (2002) どこを切っても小悪魔的なヴォーカルに悩殺されるファースト・アルバム。言わずもがなの“Foolish”をはじめ、温故知新的なメロとネタ使いがやたら艶っぽくて最高。デバージ“Love Me In A Special Way”を翻案した“Dreams”で泣ける。

THE FAST AND THE FURIOUS 『Soundtrack』 Murder Inc./Def Jam (2001) 初のソロ曲は本サントラで披露された。その“When A Man Does Wrong”はプリンス風ドラムに乗った妖しいスロウで良し。もう1曲、マドンナのカヴァーとなる“Justify My Love”は、耳元に吐息を吹きかけ続ける激エロ仕様。

JA RULE 『Pain Is Love』 Murder Inc./Def Jam (2001) 本作収録の全米No.1ヒット“Always On Time”で耳残りする超キャッチーなフックを歌い、その存在感を大きくアピールすることに成功。本作では“The Inc.”にも抜擢されている。この後も“Mesmerize”などジャとの絡みはイイのばっか。

VARIOUS ARTISTS 『Irv Gotti Presents The Inc.』 Murder Inc./Def Jam (2002) マーダー・インクが総力を上げたコンピで、出し惜しまれ気味に3曲で登場。夏っぽさ全開のトラックでジャらとチルする“Down 4 U”、リミックスがヒットする暗めのスロウ“The Pledge”など、早くも大物感が漂う。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年06月26日 16:00

更新: 2003年07月03日 18:36

ソース: 『bounce』 244号(2003/6/25)

文/狛犬

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