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インタビュー

個性豊かなスター・トラックの乗組員たち

 N.E.R.D.のライヴでもバルカン人のハンドサインを上げまくってたファレル。まあ、オーディエンスにはあんまり伝わってなかったけど、言うまでもなく「スタートレック」好きだってことで、レーベルの名前もスター・トラックになった……はずだ。2枚のアルバムをリリースしているケリス、ネプチューンズ自身も属するN.E.R.D.、98年のシングル・デビュー以来出番を待ち続けてきたラップ・デュオ=クリプス(ヴァージニア時代からの仲間)はすでにアルバム・デビュー済みの古株だが、今回のコンピ『The Neptunes Present... Clones』をきっかけにクルーも一気に増員。まずはスーパー・キャット! 90年代前半~中盤に活躍し、ラッパーとの絡みも多かったダンスホールDJが待望の復活ということですでに話題沸騰中だ。シンガーだとジャスティン・ティンバーレイク“Rock Your Body”でも艶っぽい歌を聴かせていたヴァネッサ・マルケス、MCだとロスコーP・コールドチェインがいる。さらには、N.E.R.D.のバックを務めるスパイモブ、ハイ・スピード・シーン……とロック方面の充実ぶりも楽しみなところ。年内には数組がアルバムを出すというからスター・トラック旋風はまだまだ続きそうだ。

▼スター・トラック所属アーティストの旧作を紹介。


現在は入手困難なスパイモブの96年作『Townhouse Stereo』(Oafin)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年09月04日 13:00

更新: 2003年09月18日 17:01

ソース: 『bounce』 246号(2003/8/25)

文/狛犬

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