インタビュー

1年でこんなに出しちゃってます。SOULHEADの第一幕をプレイバック!!

『Oh My Sister』 ソニー(2003) 縦横無尽なヴォーカル・ワークとOCTO-PUSSYの緻密に構築されたトラックがガッチリ噛み合ったデビュー・アルバム。スムースなダンス・グルーヴに包まれたアップから濡れたようなスロウ・バラードまで、サウンド/ヴォーカルを鮮やかに発散させる感じが最高。いい意味で初々しさゼロな快作だ。(林)

『GET UP! ep』 ソニー(2003) 映画「ゲロッパ!」の挿入歌を筆頭に、デビュー作でも印象的だったディスコ・モードに的を絞って作られた4曲入りEP。“Dance With Me”などのタイトルからして何をかいわんやだが、70's~80'sソウル/ファンクのミラーボール感をいまのフロアに注ぎ込んだような佳曲が並んでいる。(林)

『REFLECTION』 ソニー(2003) デビュー作収録曲をクリエイターたちが〈再構築〉したリミックス集。監修者のOCTOPUSSYやD.O.I.を筆頭に、DJ WATARAI、冨田ラボらが新曲を作るように原曲をテイスティに改変。レゲエやロックまで幅を広げた楽曲はどれも逸品で、同時に姉妹が多方位に飛躍できることも印象づけた。(林)

『Oh My Sister LIVE & CLIPS』 ソニー(2003) ファースト・アルバムのリリース後に行われたライヴ@渋谷AXの映像がメインとなる初DVD。加えて、プロモ・クリップも5曲収録。正体不明感が漂う“STEP TO THE NEW WORLD”から、井筒和幸監督の“GET UP!”で素の姿を見せるまで、彼女たちの第一幕を総括したような作品。(出嶌)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年05月07日 17:00

更新: 2004年06月17日 18:23

ソース: 『bounce』 253号(2004/4/25)

文/出嶌 孝次、林 剛

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