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インタビュー

傑作が途切れないドラムンベース・ラッシュをタイプ別に徹底紹介!! その1

DOM & ROLAND 『Chronology』 Moving Shadow(2004) 業界最老舗ムーヴィング・シャドウの中心人物ドム&ローランド。レーベル内では常に異色のダークかつハードな作風だったが、シーン全体がハードになりつつあるいま、意外にも王道ド真ん中になったドラムンベース界の長州力!(石田)

VARIOUS ARTISTS 『Zinc & DJ Friction : Bingo Sessions Volume 1』 Bingo Beats(2004) ジャミン名義で手掛けたブレイクスが大当たりしたジンクが立ち上げたレーベル=ビンゴ・ビーツから登場したジンクと絶好調フリクションの2人によるDJミックスはここの顧客=ブレイクス・ファン無視の超ハードなドラムンベース界の男気超特急!(石田)

VARIOUS ARTISTS 『True Playa'z In The Mix Volume 3 : Mixed By DJ Pascal』 True Playaz(2004) コスリ魔ハイプが首領、ブレイクス界でも大人気のジンクも在籍するトゥルー・プレイヤーズ第三の男、パスカルによるレーベル音源を用いたミックスCD! 無骨ながらフロアを猛爆する燻し銀ミックスは、まさにドラムンベース界の川谷拓三!(石田)

DILLINJA 『My Sound 1993-2004』 Valve(2004) 男前度のレートを落としたQ・ティップみたいな顔して、どの曲orどんなリミックスも極太メタリックに歪んだドラム音で陵辱する男、ディリンジャ。サウンドの質感だけで誰か一発でわからせるドラムンベース界の重低音十段!(石田)

MORE ROCKERS 『Selection 3』 More Rockers(2004) フル・サイクルと並ぶブリストルの最強クルーが放った選集の第3弾。深いダブの海から黒い音塊が雪崩れ込んでくるくるような超絶ヘヴィー・ベースに身体のいろんな部分が破裂寸前! 一方では、スミス&マイティでも味わえるアダルティック気分も醸し出されていて、グルーヴの奥深さも魅力のひとつ。流石の狂力盤!!(轟)


VARIOUS ARTISTS 『Drum & Bass Arena : Fabio & Grooverider』 Resist(2004) 伝説のパーティー〈レイジ〉の盟友、ファビオとグルーヴライダーが約10年ぶりにDJミックスで邂逅! ファビオはしなやかかつジャジーに、グルーヴライダーはゴリゴリとハードに、己の行く道をミックス。これぞドラムンベース界のBI砲だ!(石田)


VARIOUS ARTISTS 『Moving Shadow 04.1 70 Minute Mix CD By Timecode』 Moving Shadow(2004) レーベルのボスでもあるロブ・プレイフォードことタイムコードがミックスを手掛けたムーヴィング・シャドウのサンプラー。格安シリーズとはいえ侮ることなかれ、70分に渡りハードコアなキラー・トラックをマッシヴ・ミックス!(青木)

VARIOUS ARTISTS 『Adam F & DJ Fresh Presents Breakbeats Kaos』 Ministry Of Sounds(2003) アダムFとバッド・カンパニーのDJフレッシュがミックスを担当した超ハーコーでアグレッシヴな2枚組!! フィーチャーされたGQによる攻めのMCイングが危険な方向にどんどんナヴィゲートする作りも強烈。最低でも骨折は覚悟すべし!(轟)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年10月28日 12:00

更新: 2004年10月28日 17:57

ソース: 『bounce』 259号(2004/10/25)

文/青木 正之、石田 靖博、轟 ひろみ