インタビュー

化石にならない恐竜の足跡


JURASSIC-5 『EP』 Rumble/Interscope(1997)
後にメジャーからリイシューもされたファースト・ミニ・アルバムで、“Concrete Schoolyard”や“Jayou”などJ5の代名詞的なクラシックが山盛り! いまも彼らのベストに推す人は多い。

JURASSIC-5 『Quality Control』 Interscope(2000)
メジャー契約すら賛否両論だったのが懐かしい初のフル・アルバム。サー・ラーのシャフィークによる2曲以外は完全家内制工業。“Improvise”などグッド・ヴァイブな曲だらけの名作!

JURASSIC-5 『Power In Numbers』 Interscope(2002)
ネリー・ファータドとのキャッチーな“Thin Line”と、ビッグ・ダディ・ケイン&パーシーPとの共演曲を並べた展開が全体のバランスを物語る2作目。サー・ラーがプロデュースに参加。

DJ Nu-Mark 『Hands On』 Sequence(2004)
盟友チャーリー・ツナのエクスクルーシヴ“Chali 2na Comin' Thru”も含むヌマークの初ミックスCD。〈多言語からのサンプリング〉というテーマに則ったユニークな展開が楽しい!! 日本語は……。

CHALI 2NA 『Fish Market The Official Mixtape』 Chali Fish(2004)
チャーリーの名だたる外仕事を、DJディズ(アンドレス)が繋いだ公式ミックスCD。ルーツ・マヌーヴァやスウォールン・メンバーズなど国境を超えた交友録が豪華!

DJ NU-MARK & POMO 『Blend Crafters』 Up Above(2004)
ヌマークがポモと組んだ傑作インスト・アルバム。ノヴェルティー感すらある彩り豊かなビートが人懐っこくて和めます。ジョン・レノン“Imagine”のカヴァーも秀逸!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年08月17日 00:00

更新: 2006年08月17日 21:57

ソース: 『bounce』 278号(2006/7/25)

文/出嶌 孝次