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インタビュー

あちこちのシーンで大暴れ!! メンバーたちのお盛んな外部活動

 J5が幅広い支持を得てきたのは、メンバー個々の多方面における活躍がグループの動きにフィードバックされた結果でもある。ここではそんな外部活動の一部を紹介していこう。まず、カット・ケミストの仕事ぶりは幅広さも量も群を抜いている。当初は(チャーリー・ツナと共に)正式メンバーだったオゾマトリのアルバムにはすべて参加しているし、古くはDJシャドウの人気曲“The Number Song(Cut Chemist Party Mix)”から、近年のTERIYAKI BOYZ“School of Rock”に至るまでのビートメイクはもちろん、ピーナッツ・バター・ウルフからインキュバス、アモンコンタクトらの作品ではスクラッチを披露。なかでも往年のジャズメンとDJたちのセッションを記録した「Keepintime」は重要だ。それに対してDJヌマークも、近年はリミキサーとしてリトル・バーリーの“Burned Out”やアトランティック音源のリミックス集『Atlantiquity』で頭角を表している。

 MC勢では、アキルがソウライヴ“Doin' Something(Remix)”(チャーリーも)など、ザキルがZ・トリップ“Listen To The DJ”やブレイケストラ“Family Rap”(チャーリーも)などでマイクを握っている(マーク7は?)。が、やはりルーツ・マヌーヴァやT・ラヴから、スプークス、リンキン・パークまで質量共にダントツなのはチャーリー。もちろん、近年の最注目コラボはセルジオ・メンデスの“Yes, Yes Y'all”だろう。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年08月17日 00:00

更新: 2006年08月17日 21:57

ソース: 『bounce』 278号(2006/7/25)

文/出嶌 孝次