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インタビュー

Akon(4)

PRAS MICHEL 『Win Lose Or Draw』 Guerilla/Universal(2005)

  無名時代にフージーズとも交流のあったエイコンだけあって、プラーズの復活ソロ作に駆けつけるのも当然か。“Mr. Martin”で声を重ねると個性がかぶりすぎだけど。

T-PAIN 『Rappa Ternt Sanga』 Konvikt/Jive(2005)

  コンヴィクトの第1弾リリース。エイコンと同じく自作自演型のアーティストだけに大半の曲がセルフ・プロデュースながら、エイコンも数曲で的確なサポートを行っている。

YOUNG JEEZY 『Let's Get It : Thug Motivation 101』 Corporate Thug/Def Jam(2005)

  叙情ビートと切ない歌声でストラグル感を演出したヒット曲“Soul Survivor”を収録。やたらコワモテなジーズィとの絡みがクソ格好いい!

BEENIE MAN 『Undisputed』 Virgin(2006)

  ダンスホールの王様と“Girls”で合体。ハード・パンチャー相手に正面から打ち合ったりはせず、バックでゆらゆらと歌う。アクが強いのに脇役に徹するのが上手いのもエイコンならでは。

DREAMS COME TRUE 『もしも雪なら/今日だけは』 DCT /ユニバーサルJ(2006)

  表題2曲も強力なドリカムの最新マキシで、注目は“SWEET SWEET SWEET -06 AKON MIX-”。92年の名曲を新録してエイコンが柔和にリアレンジ、掛け合いも披露!

INDIA. ARIE 『Testimony : Vol. 1, Life & Relationship』 Motown(2006)

  数ヴァージョンが存在する“I Am Not My Hair”のなかでアルバムにメイン収録されたのはエイコン版。どことなく憂鬱な空気感が両者の歌声にしっくりハマッた名演だ。

OBIE TRICE 『Second Round's On Me』 Shady/Interscope(2006)

  エミネムとの電撃合体の布石となったのが、本作における“Snitch”のプロデュースだ。最近の金太郎飴モードをハミ出す作りではないが、流石に完成度は高い。

RASHEEDA 『GA Peach』 D-Lo/Big Cat(2006)

  2001年のソロ・デビュー時からアルバム・リリースのたびにエイコンを招いているATLのセクシー人妻ラッパー。3枚目となるこの最新作では“Let It Clap”にてパーカッシヴに炎上!

RICK ROSS 『Port Of Miami』 Slip-N-Slide/Def Jam(2006)

  朗々とした歌と奥行きのあるトラックでメランコリックな哀歌ムードを醸成した“Cross That Line”を制作。これまた金太郎飴な感じだが、抵抗できない心地良さもアリ。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年12月14日 21:00

更新: 2006年12月21日 23:25

ソース: 『bounce』 282号(2006/11/25)

文/高橋 芳朗