インタビュー

CYHSYが絶大な信頼を寄せるデイヴ・フリッドマン!

 デイヴ・フリッドマンはマーキュリー・レヴの第4のメンバーであり(しかし基本的にライヴには参加しない)、インディー・ギター・ロック界で世界的にもっとも有名なプロデューサーのひとり。NY郊外のフレドニア出身で、同地に作ったターボックス・スタジオでしか仕事をしないことでも知られている。繊細なノイズを構築しつつ、美しくも迫力のある全体像を生むことに長けており、マーキュリー・レヴはもちろんフレーミング・リップス、ベル・アンド・セバスチャン、モグワイ、ロングウェイヴ、そしてナンバーガールなど手掛けてきたアーティストはとにかく多い。

「ヴァラエティーに富んだ仕事をしてきた人だから〈彼はこういうジャンルが得意〉とは言い切れないタイプかな。だがら僕らが頼んだ理由は作品的な部分より、すごく性格が良くて、仕事が早いって聞いたからなんだ。きちんと僕らのやることを理解し録音してくれるみたいだぞ、って」(アレック・オンスワース)。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年02月01日 20:00

ソース: 『bounce』 283号(2006/12/25)

文/妹沢 奈美