CYHSY好きなら絶対に押さえておきたい、ローファイ・キラキラ・ポップ盤!
THE SPINTO BAND 『Nice And Nicely Done』 Alex The Great/Bar Note(2005)
へなちょこ歌唱と愛らしいメロディーが奏でるギター・ポップは、CYHSY好きマスト!……と言いながらも、実はCYHSYよりも前からUKで注目を浴びていた彼ら。今作を機に徐々に日本でも名を広めることに!
(白神)
THE DIGGS 『Commute』 Sugarspum(2006)
NYという街の懐深さを感じさせる彼らのデビュー・アルバム。大波のような轟音ギター・ノイズは〈ブリット・ポップとソニックユースの出会い〉とまで言われ、シーンを揺るがした。CYHSYとは同期につき、比較されることもしばしば!
(白神)
METRIC 『Live It Out』 Last Gang(2006)
カナダを代表するインディー・エレポップ集団。ローリング・ストーンズの全米ツアーで前座に大抜擢&世界中のフェスで引っ張りダコな状況を見ていると、日本と海外での評価に温度差を感じてしまうが、CYHSY好きならマストでチェックでしょう!
(冨田)
GUILLEMOTS 『From The Cliff』 Fantastic Plastic(2006)
レゲエやダブ、ソウル、ジャズなどいろんな音楽性をインディー・ロック・スピリッツ全開の自由な探究心で回収。前衛さにアコースティックな質感を織り交ぜた革新性は、ロックの先端をめざす高い志をビシビシ感じさせる。
(冨田)
OH NO! OH MY! 『Oh No! Oh My!』 Oh No! Oh My!(2006)
NY的なポスト・パンク要素が濃厚なCYHSYに比べて、このテキサスの3人組によるサウンドはよりフォーキーだったり、打ち込み率高めだったり、サイケだったり! 〈ヘロヘロなインディー・ポップ〉とひと括りにするには個性が強すぎ!
(白神)
TILLY AND THE WALL 『Bottoms Of Barrels』 Team Love(2006)
な、なんと、ドラムの代わりにタップ・ダンスでビートを刻む(!)、ネブラスカ発の驚愕5人組。ブライアン・ウィルソン直系のキラメキのメロディーと可愛らしいアレンジがとにかく素敵。
(白神)
TAPES 'N TAPES 『The Loon』 XL(2006)
XLのローファイ課所属。カントリーもブルースもエモもゴクゴク飲み下し、まったりとした粘液で包み込んだようなポップ感は唯一無二。激しいライヴにも定評があり、シンバルをぶっ壊すなどの奇行も! 超イカすゼ!!
(冨田)
RATATAT 『Classics』 XL(2006)
8ビット世代のレトロ・フューチャーなローファイ感と、オールド・スクールなブレイクビーツを採り入れながらマキシマム・サウンドを模索! 自由なインディー業界でも異端のインスト・バンドだ。その中毒性の高い楽曲はビョークも魅了した。
(冨田)