瞬く間にヒット請負人となったニーヨの代表的な仕事を紹介!! その2
HEATHER HEADLEY 『In My Mind』 RCA(2006)
メロディーのしっかりした曲を歌いこなせるヘザーだけにニーヨが書く曲とも相性が良い。コンパウンドとしてソースらとプロデュースでも参加した“I Didn't Mean To”と“The Letter”でのムーディーさは絶品の極み。
(林)
GHOSTFACE KILLAH 『Fishscale』 Def Jam(2006)
ウィリー・ハッチ使いの人気曲“Back Like That”で、冒頭からノスタルジックで温かい雰囲気のフックを披露。主役の特ち味に添うソウルフルな歌い口に感心。
(池田)
REMY MA 『There's Something About Remy : Based On A True Story』 SRC/Universal(2006)
レミーの男前なフロウと甘辛く絡み合うレイドバック・チューン“Feel So Good”に客演。ここでもド頭からほっこり和ませる極上のキラー・フックで登場し、お得意のメロウ節を炸裂させている。
(池田)
LL COOL J 『Todd Smith』 Def Jam(2006)
LLが客演者にあたるニーヨ“So Sick(Remix)”を収録。マイケル・ジャクソン“Human Nature”をネタにした夢心地な好リミックスで、“Because Of You”におけるMJ化の布石だった?
(出嶌)
RIHANNA 『A Girl Like Me』 SRP/Def Jam(2006)
ここからはスターゲイト+ニーヨによる劇的なバラード“Unfaithful”が大ヒット! 〈他のオトコと楽しく過ごす私……もう彼を苦しめたくない〉と、迷える女心を見事に描ききる繊細な感性も天才の証か。
(池田)
CHRISTINA MILIAN 『So Amazin'』 Island(2006)
クール&ドレーのイイ仕事が並ぶなか、唯一のコンパウンド制作トラックとなる“Y'all Ain't Nuthin'”にてニーヨは作曲/ヴォーカル・プロデュースで再登板している。
(出嶌)
MARIO VAZQUEZ 『Mario Vazquez』 Arista(2006)
スターゲイト制作の“Gallery”で曲を書き、ヴォーカル・プロダクションにも関与。ニーヨらしい素直なメロディーラインでヴァスケスのラテン的哀愁を浮き彫りにしてみせた。
(林)
PAULA DEANDA 『Paula DeAnda』 Arista(2006)
現役女子高生のデビューにピッタリなスターゲイト製の胸キュン・ヒット“Walk Away(Remember Me)”、アクセントも交えて弾ける“Make 'Em Clap To This”など3曲を書いている。
(池田)