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インタビュー

デビューから現在まで、これがチャットモンチー快進撃の軌跡!

 2004年に現メンバーの3人が揃ったチャットモンチーは、地元・徳島を中心に月5、6回のペースで積極的なライヴ活動を展開し、2005年11月、ポップなメロディーと力強いサウンドに乗せて心の痛みと切なさを歌う名曲“ハナノユメ”も収録したミニ・アルバム『chatmonchy has come』(以下、すべてキューン)でデビューを飾る。

すでに確固たるオリジナリティーを示した同作が話題となるなか、2006年に入るとシングル“恋の煙”“恋愛スピリッツ”がヒット、7月に同シングルも収録されたファースト・アルバム『耳鳴り』を発表する。

発想豊かな演奏力と、ソリッドなロックでありながら独自のポップ性を兼ね備えた多彩な音楽性を知らしめた同アルバムは、オリコン10位を記録。11月にリリースしたシングル“シャングリラ”はオリコン6位とヒットを記録し、チャットモンチーの名前は急速に拡がっていった。またライヴ活動も春と秋に全国ライヴハウス・ツアーを敢行しつつ、4月に新宿LOFTで自主企画イヴェント、7月に東京&大阪のCLUB QUATTROでワンマン、いくつかの夏フェス出演 を挟んで10月には恵比寿LIQUIDROOMとハコの規模を大きくしていった。

 今年に入り、4月に東京・SHIBUYA-AXで2days 、7月には日比谷野音でのワンマンとライヴの規模はさらに拡大し、〈夏フェス・ツアー〉ともいうべき前人未到の全国16か所でのフェスに参加。

4月に “女子たちに明日はない”、6月に“とび魚のバタフラ イ/世界が終わる夜に”、9月に“橙”といずれも名曲といえるシングルを次々とヒットさせ、TV番組などメディアへの露出も急増する。

このように彼女たちはみるみる知名度を上げてきた。そしてこのたびリリースされた『生命力』は、まさに待望のアルバムなのだ。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年11月01日 21:00

ソース: 『bounce』 292号(2007/10/25)

文/編集部

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