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インタビュー

デヴェンドラ王子のアドレス帳をチラっと覗き見してみると、そこにはユニークなアーティストの名前がズラリ! その1

【LINDA PERHACS】
70年に発表した唯一のアルバム『Parallelograms』(Wild Place)が各方面で絶賛されるも、その素性は謎に包まれたままだった伝説のアシッド・フォーク歌姫を、デヴェンドラ王子は新作『Smokey Rolls Down Thunder Canyon』のために無理矢理(?)呼び寄せたわけで……。強引な男って素敵よね~!

【VASHTI BUNYAN】
アシッド・フォーク繋がりでは、コノ人も縁の深いシンガー。王子は『Rejoicing In The Hands』と新作で彼女を招待している一方、35年ぶりのソロ作『Lookaftering』(Fatcat)にもダッシュで駆けつけ、憧れの年上女性の復帰を全面バックアップしています。

【NOAH GEORGESON】
ジョアンナ・ニューサムの2004年作『The Milk-Eyed Mender』(Drag City)やバート・ヤンシュ仕事で知られる彼を、『Cripple Crow』に続いてプロデューサーにご指名! そして、新作にはノア経由で知り合ったジョアンナの弟もピアノで参加! 世界に広げよう、友達の輪!!

【GAEL GARCIA BERNAL】
ミシェル・ゴンドリー監督の長編映画「恋愛睡眠のすすめ」(角川エンタテインメント)でもユルユルの歌声を聴かせてくれたガエル君ですが、デヴェ様の声と絶妙に絡んだ新作の冒頭曲でもコレに負けず劣らずのユル世界を展開しています。ちなみに、映画界と音楽界を代表する2人の王子様はブレイク前から仲良しだったとか。

【CHRIS ROBINSON】
2005年に奇跡の再結成を果たし、レア音源集『The Lost Crowes』(Rhino)を届けてくれたブラック・クロウズのフロントマンは、新作でチャランゴ(アンデス地方の弦楽器)片手に王子とトロピカリズモを独自解釈!

【RODRIGO AMARANTE】
2005年作『Quatro』(Sony BMG Brazil)が玄人筋から絶賛されたブラジルのロック・バンド、ロス・エルマーノスのメンバーも王子のバックを好サポート。

【OTTO HAUSER】
2006年作『Espers II』(Wichita)がフリー・フォーク/スロウ・コア界隈で話題となり、いまだロングセラーを記録しているフィラデルフィア出身のエスパーズ。そのドラマーも王子のバックを好サポート。

【NICK VALENSI】
2006年作『First Impressions』(RCA)のツアーを終えて、しばしの休暇を取っているストロークス。そのギタリストで、モデル顔負けのスタイルを持つニックだって、本当は新作に参加する予定だったのに……(涙)。今度はぜひ男前コラボを聴かせてね!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年11月08日 18:00

ソース: 『bounce』 292号(2007/10/25)

文/山西 絵美

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