インタビュー

プロデューサー~クリエイターとしての仕事ぶりを拝見! (その1)

VARIOUS ARTISTS
『SKY IS THE LIMIT』
 カエルスタジオ/EMI Music Japan(2002)
全面プロデュースを手掛けたこのコンピで初のメジャー入り。PAPA-BやPUSHIMなど東西8人の豪華メンツを配した表題曲がまず圧巻だ。天井知らずのアグレッシヴなJUNIORの姿勢とタフな音がそこら中に張り巡らされた本作は、昇り調子だったシーンの勢いをさらに加速させた。*二木

MINMI
『MINMI BEST 2002-2008』
 ビクター
彼女にとって、デビュー前から交流のあるJUNIORは〈レゲエ・サイド〉の活動で欠かせない存在だ。2人はTSURU-KAMEという変名コンビでオケを作り、ZAREKというプロダクションも仕切っている。その第1弾が本作収録の“Are yu ready”! *二木

VADER
『GATE OF GENERATION』
 ジェネオン(2005)
ラガラボMUSIQとしての活動も好調な〈Vの字〉がカエル道場の若手門番だった頃に発表したこの初作も、JUNIOR総合プロデュースによるもの。イケイケからミディアムまで、抜群の配合で聴かせるDJ作品だ。4WDとの異色のコンビ曲もアリ。*二木

VARIOUS ARTISTS
『YOUNG BLOOD』
  カエルスタジオ/ビクター(2005)
〈若い芽が出てくるキッカケにしたい〉という思いから始まった若手の登竜門的コンピ。RED SPIDERのツアーに帯同させたARM STRONGや、〈ZUM ZUM〉にも呼び寄せたENT DEAL LEAGUE、BESらをいち早くここで起用。*二木

10-FEET
『6-Feat』
 ユニバーサル(2006)
バンド屈指の人気曲“CHERRY BLOSSOM”をZAREK名義でしっとりとリアレンジ。ちょっぴりジャジーな雰囲気もあったりで、JUNIORのロマンティックな一面を垣間見られる。*山西

KENTY GROSS
『Good Time Yu Know』
 カエルスタジオ/ビクター(2006)
JUNIORがホストを務めたライヴ音源『激録マスターズ・オブ・ラバダブ 99』でも目立っていた、〈浪花乃ラガ男G〉の2作目。“ZUM ZUM PARTY”“へーこきーな”“SMILE & JOY”などコミカルな芸風を弁えた、プロデューサー=JUNIORの手腕が光る! *二木

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掲載: 2009年07月29日 19:00

更新: 2009年08月21日 10:42

ソース: 『bounce』 312号(2009/7/25)

文/二木 崇、山西絵美