小猿がボス猿になるまでの歩みを紹介! (その2)
THE LAST SHADOW PUPPETS
『The Age Of The Understatement』 Domino(2008)
〈古いモノクロ映画の世界観をポップに表現した〉との触れ込み通り、ノスタルジックな音を聴かせてくれるアレックスとマイルズ・ケイン(ラスカルズ)の期間限定バンド。サイド・プロジェクトにしては素晴らしすぎやしない? *白神
TONY CHRISTIE
『Made In Sheffield』 Decca(2008)
TV番組をきっかけに〈恋のアマリロ〉が再ヒットした大御所歌手は、若年層にも目配せすべくアレックス本人を迎えて“Only Ones Who Know”をカヴァー。ストリングスを効果的にまぶしていて、LSPに通じる雰囲気もあり! *山西
VARIOUS ARTISTS
『Late Night Tales: Matt Helders』 Azuli(2008)
ルーツ・マヌーヴァやヨー・マジェスティのリミックスも手掛けるドラマーのマット・ヘルダーズ。そんな彼のミックスCDには、ヒップホップやエレクトロ、ハウスなどがギッシリ。アレックスの懐古趣味とは真逆のアプローチにバンド仲を心配(!?)。*白神
ARCTIC MONKEYS
「At The Apollo」 Domino(2008)
2007年12月にマンチェスターで行われたワールド・ツアー最終日の模様をワープ・フィルムズのクルーが完全パック。熱狂するオーディエンスとバンドの演奏風景がスタイリッシュな映画のように繋がれていく、猿こだわりの初ライヴDVDだ。*白神
MONGREL
『Better Than Heavy』 Wall Of Sound(2009)
元メンバーのアンディ・ニコルソン率いるバンドが、ソウル・ウィリアムズらをゲストに招いて作り上げたデビュー盤。ブレイクビーツ~ダブ色の強い内容で、マットはここでドラムやミキシングなどを担当している。*白神
TODDLA T
『Skanky Skanky』 1965(2009)
シェフィールドが生んだグライム界のニュー・スター(猿とは同い年)。待望のファースト・アルバムでは、お下劣ラガ・ジャングルな冒頭曲とコズミック・ソウル調の最終曲でマットと共演。こういうフロア志向が、もっと猿本隊にも反映されることを期待! *山西
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