UNISON SQUARE GARDEN 『Populus Populus』

既成概念を覆し、ポップの＜未来＞を高らかに宣言するUNISON SQUARE GARDENの新作
『Populus Populus』完成! 鮮烈なメロディと鋭い言葉で未知の興奮に聴き手を連れてゆくロックバンドとしての
骨太な誇りに満ちたニュー･アルバム。そこに込められた＜宣戦布告＞の意志とは?

｢僕らはJ-POP の土俵で本気で勝負している。
                                      新しい景色を見せたい、連れていきたいと思ってるんです｣（田淵智也）

　 いよいよ本領発揮の新作が到着した! シングル「オリオンをなぞる」が
過去最高のセールスを実現し、各地でライヴ動員も増し続けている
UNISON SQUARE GARDEN。 ニュー･アルバム『Populus Populus』は、
上昇気流に乗るバンドの勢いが結実した一枚だ。
熱いエネルギーを放出し、前のめりに疾走するバンドサウンド。
自由奔放な歌詞と曲展開。耳を掴むメロディに、ハイトーンの歌声。
彼らの魅力を一切曲げることなく、過去最高にポップなアルバムに仕上がっている。

斎藤宏介（Vo.&Gt.）｢充実感は今までで一番大きかった気がします。
去年2ndアルバムを作ってから沢山曲を作っていて、
その中で、どうやったら世の中と勝負できるかということを考えていたんです。
でもいろんな紆余曲折を経て最終的に僕らが選んだのは、僕らにできることを
曲げずに、突き詰めて、それを武器に世の中に真っ向から挑んでいくという結論。
それが3人の共通見解としてあったんで、全部がうまくハマった感じはありますね｣ 

鈴木貴雄（Dr.）｢今までも僕らは楽しむということを突き詰めてやってきたんですけど、
今回は本当に＜楽しくない瞬間＞が一つもない。だから、胸を張って
「君らもこれを聴いたら楽しいでしょう?」って言える。そんな作品だと思います｣

  アルバムを作るにあたって掲げられたのは、J-POPのフィールドの上で
UNISON SQUARE GARDENなりの戦いをするという意志。
ワクワクするような刺激に満ちた楽曲は、そこで彼らにしか鳴らせない＜ポップ＞のあり方を
打ち立てることを目指して作られたものだ。
ほぼ全曲の作詞作曲を手掛ける田淵智也（Ba.）はこう語る。

田淵 ｢3rdアルバムは僕が戦いたいJ-POPという世界に決着をつけるつもりで作ろうと思っていたこともあって。
そこで僕がモットーとしている信条は＜わかりやすい＞より＜わからせたい＞ということ。
僕らはずっと＜わからせたい＞と思って続けてきたし、今回はそれができると思ったんです｣

アルバムは｢この1～2曲目の流れは、ずっと前からこれしかないと思ってました｣（田淵）と語る
“3 minutes replay”、“kid, I like quatet”で幕を開ける。
シンセやピアノなどスリーピース以外のサウンドも自然体で取り入れた本作。
アルバム前半は華やかでエネルギッシュな曲調が続き、
斎藤が手掛けたかつてなく爽やかなシングル“スカースデイル”も収録される。 

斉藤 ｢“スカースデイル”は、いろんなきっかけがあって作った曲なんです。
一人のミュージシャンとしてより成長するために、曲を作って自分の言葉を歌うことが
必須だと思ったこともあったし。僕が曲を作ることでバンドに
新しい風をもたらしたいという思いもありました｣

  アルバム中盤の“CAPACITY超える”も聴き所だ。
シャッフルビートにウォーキングベース、ジャズのテイストも垣間見せる新境地のサウンド。
挑発的な歌詞。かなり意外性のある一曲である。 

斉藤 ｢この曲｢頼むからアルバムに入れて!｣って僕がお願いしたんです。
｢こういうこともやるんだ!｣という驚き、ちょっとした違和感を聴いてる人に与えたかったし、
それをやってもなおUNISON SQUARE GARDENのアイデンティティが伝わるという｣ 

　そしてアルバムのハイライトとなるのが、
“オリオンをなぞる”からラスト“シュプレヒコール ～世界が終わる前に～”。
情熱的なメロディに乗せて歌われる ｢古いレコードを聴いていた / 不器用に自由を謳うロックンローラー /
そんなものに憧れながら / でも今世紀には今世紀のやり方がある｣という言葉は、
アルバムのメッセージを象徴するような一節。
音楽の楽しさや面白さを自分たちなりのやり方で、全身全霊で伝えようとする
UNISON SQUARE GARDENのロマンティシズムが伝わってくる。
とても感動的な一曲だ。

田淵 ｢本当に僕は、その言葉がずっと言いたかったんです。
やれCDが売れないだの、最近の若いモノはだの、がたがた言われますよね。
でも、昔がどうだったかなんてどうでもよくて。今を暮らす子にとっては、今が記憶の原点。
そういう人達に、どういう未来を見せればいいのかを考えたら
｢昔のロックは格好いいよね｣なんて言ってても意味がないんです。
そんなことは言わなくても十分わかってる。
そんなことより、今世紀には今世紀のやり方があるってことを、言いたかったんです｣

全13曲に彼らの熱い意志が漲った本作。
彼らがやろうとしていることは、わかりやすい＜共感＞に寄り添うエンタテインメントへの＜宣戦布告＞だ。
是非手にとって、その本気を確かめてほしい。

田淵 ｢3rdは僕らがJ-POP の土俵で本気で勝負しているんだとわからせるために
こういうアルバムにしようと考えていたんです。
僕らは、J-POP に対して新しい価値観を投げたくてやっている。
お客さんの現状を肯定して満足させるものじゃなくて、新しい景色を見せたい、
連れていきたいと思ってやっているんです｣ 

■NEW ALBUM 『Populus Populus』……7/6 on sale!

■SONG LIST

01.3 minutes replay

02.kid, I like quartet （※OAD｢夜桜四重奏～ホシノウミ～｣主題歌）

03.プロトラクト･カウントダウン

04.きみのもとへ

05.僕らのその先

06.スカースデイル （※4th SINGLE）

07.ワールドワイド･スーパーガール

08.CAPACITY超える

09.場違いハミングバード

10.カウンターアイデンティティ （※4th SINGLE）
（TVアニメ｢ソウルイーター｣リピートショー オープニングテーマ）

11.未完成デイジー

12.オリオンをなぞる （※5th SINGLE）
（TVアニメ｢TIGER & BUNNY｣オープニングテーマ）

13.シュプレヒコール ～世界が終わる前に～ 

■ LIVE…

UNISON SQUARE GARDEN ONEMAN“ Populus Populus ”
TOUR 2011 ～3rd album release tour～

7/09（土） 盛岡･CLUB CHANGE
7/10（日） 仙台･HooK
7/15（金） 京都･磔磔
7/16（土） 岡山･PEPPER LAND
7/18（月･祝） 松山･サロンキティ
7/20（水） 金沢･van van V4
7/22（金） 新潟･CLUB RIVERST
7/30（土） 浜松･窓枠
8/20（土） 東京･日比谷野外大音楽堂
9/18（日） 名古屋･CLUB Diamond Hall
9/19（月･祝） 大阪･なんばHatch
9/21（水） 福岡･DRUM Be-1
9/22（木） 熊本･DRUM Be-9 V2
9/24（土） 高松･DIME
9/25（日） 広島･ナミキジャンクション
9/30（金） 札幌･cube garden
 

■PROFILE…UNISON SQUARE GARDEN（ユニゾン スクエア ガーデン）