Rabbitからキャプチャーできる音楽あれこれを(あくまでもその一部分ですが)紹介
ティン・パン・アレー 『キャラメル・ママ』 クラウン(1975)
セッション・バンドとしても70年代のポピュラー音楽シーンに数多くの名演を残した〈集合体〉には、東西から才能豊かなミュージシャンが参画。やがてYMOなどに派生するが、Rabbitの場合、どんな水脈を作っていくのだろう。*久保田
東京事変 『東京コレクション』 EMI Music Japan(2011)
キャラの強いソロ・シンガーを圧倒的な演奏力で呑み込んで〈一部〉にしちゃってるバンドがすごいのか、はたまたバンドのグルーヴを呑み込んで、まんまと自身の新しい個性を光らせちゃってるシンガーがすごいのか……。*久保田
渋さ知らズ 『SOMETHING DIFFERENT』 地底レコード(1994)
不破大輔を中心とした巨大音楽集団。多ジャンルで活躍するアーティストたちが衝突し合うことで生まれるカオスな世界観こそRabbitとは別次元だが、哲学、さらにはこの初期ライヴ盤における迫り出しっぷりには通じるものが。*横溝
Perfume 『JPN』 徳間ジャパン(2011)
彼女たちの音楽を聴いたときに得られる浮遊感、ドキドキ感が、Rabbitの音楽にもある。結成メンバーの名前にグループ名命名へと繋がる共通項があったことも、卯年に集まったRabbitとどこか縁を感じ……というのは読みすぎ!? *横溝
pupa 『dreaming pupa』 EMI Music Japan(2010)
高橋幸宏、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権堂知彦といった多様なキャリアを持つメンバーによって奏でられる、歌と生楽器と打ち込みの温かなフュージョン。人工と天然が正しく共存しているカタチはRabbitも同様だ。*横溝
MEG 『WEAR I AM』 スターチャイルド(2012)
Rabbitのメイン・ヴォーカルとして、持ち前の個性+αを放っている大塚さんですが、アーティストとしてそのポテンシャルをより引き出すには、男性たちに愛されることはひとつの条件。そんなわけで、こちらも好サンプル。*久保田
カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2012年12月12日 18:00
更新: 2012年12月12日 18:00
ソース: bounce extra issue 2012 Winter
文/久保田泰平、ジョー横溝


