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村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』 掲載ディスクご紹介

カテゴリ : Classical | タグ : おうち時間 音楽ガイド

掲載: 2021年07月07日 17:00

更新: 2021年07月28日 15:00

村上春樹

世界的作家による「もうひとつの創造」

2021年6月24日に発売された村上春樹さんの新刊『古くて素敵なクラシック・レコードたち』が、村上春樹さんのファン、クラシック・ファンの間で話題となっています。

村上さんが数万枚もの自分のLPレコード・コレクションから、好きなクラシックの作品100曲について各4~5枚くらいづつ、計486枚をとりあげて、聴き比べをエッセイにまとめたものです。選曲といい、選盤といい、カラーで紹介されたジャケット写真といい、村上さんらしい“レコード愛”と“趣味の良さ”に貫かれた内容で、派手な曲や演奏、ジャケットよりも、それぞれ味わいのあるものを集めている印象を受けました。

LPコレクターというものは友人たちを差し置いて、未知の“名盤”を探し出すことに生き甲斐を感じるもののようです。つまりコレクター同士で“情報”はもちろんのこと、それ以上に“趣味の良さ”を競い合うものなのです。この村上さんの文章からは、そうした“コレクター気質”が感じられます。この本を読んでいると、村上さんというヴェテランのコレクターの知人ができて、「こんな面白いレコードがあるんだよ」「こんなにいいい演奏があるんだよ」と親しく教えてもらっているような気分になります。

染色家、人間国宝の芹沢銈介(1895~1984)は世界の様々な時代や国籍の工芸品の収集家としても知られ、収集全体を見渡すと、彼の個性や創造性が色濃く反映しており、こうした性質をとらえて彼自身、自らの収集を「もうひとつの創造」と呼んでいました。まさに村上さんの今回の本は、彼にとっての「もうひとつの創造」の披瀝であり、彼の個性や創造性が色濃く波打っていると思います。

紹介されているのがLPレコードなので、CDファンの方にお同じ気分を味わっていただくため、現時点でCDで入手できる音源をまとめました。ご活用いただければ幸いです。

表紙のジャケットのうち、同じデザインでCD化された現役盤


下記3タイトルは2021年08月25日発売


Sony Classicalのアナログ時代の名盤が復活!『クラシック名盤シリーズ』(全10タイトル)の特集ページはこちら>>>

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※ 未CD化やCD化されたものの廃盤となった音源も多く、これらについてはレコード会社にCD再発を促してゆきます。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)