岡本太郎生誕100年記念出版、『岡本太郎 爆発大全』
掲載: 2011年03月03日 13:20
更新: 2011年04月07日 17:52
21世紀の岡本太郎はこれだ!!
生誕100年を記念して、岡本太郎の全貌をとらえ直す画期的試み。絵画、彫刻、写真、ドローイングなど、主要な作品約200点と、作家の思考が鮮明に表れた数々の言葉をふんだんに盛りこむ、21世紀型作品集がついに誕生。
岡本太郎の全貌を網羅する最大の作品集!!

【商品詳細】
書名:岡本太郎 爆発大全
監修=椹木野衣
ISBN978-4-309-25535-4
●刊行記念特別定価25200円税込(本体24000円)
※特価期間2011年7月31日まで。2011年8月1日以降は、定価29400円税込(本体28000円)
体裁=B4変型(280×225㎜)/424ページ/特装美麗特殊カバー/保護函入
デザイン=祖父江慎+佐藤亜沙美(コズフィッシュ)

【本書の特色】
◎ これまでで最大の作品集
絵画、彫刻、写真、ドローイングなど、主要作品約200点と、作家の思
考が表現された数々の言葉を収録
◎ 迫力の大画面
パリ時代に制作され、その後失われた「空間」「コントルポアン」から、戦
後日本の芸術に衝撃を与えた「夜」「重工業」「森の掟」や、絵画以外の立体
作品などを、時系列に沿って見開きで大きく掲載
◎ 太陽の塔と明日の神話
同時期に並行して制作された二つの最高傑作を連結して展開し、巨大な
両観音など、これまでにない斬新な見せ方を提示
◎ 写真作品も多数収録
縄文土器、沖縄、東北など、日本像の根源を追求する「写真家・岡本太
郎」の傑作を収める
◎椹木野衣による解説とテレビ年譜
巻末には、本書の監修に当たった美術批評家・椹木野衣の解説と、岡本
太郎の社会との関わりを象徴するテレビ年譜を収載
◎祖父江慎による斬新なデザイン
画期的造本で太郎の魅力を表現する21世紀型作品集
【刊行のことば】
岡本太郎を過去の偉人だと思っている人はいませんか。
いや、太郎はまぎれもなく「今日の芸術家」なのです。
願わくば、この本を通じて太郎が、21世紀にふさわしい顔つきで、もう一度蘇らんことを。爆発的に! ──椹木野衣(批評家・多摩美術大学教授)
【椹木野衣略歴】
椹木野衣(さわらぎ・のい)……1962年秩父市生まれ。美術批評家。多摩美術大学美術学部教授・芸術人類学研究所所員。美術のみならず、戦後日本の歴史なき空間を「悪い場所」として、批評的に挑発しつづける。岡本太郎を論じた『黒い太陽と赤いカニ』や、『日本・現代・美術』『戦争と万博』『増補版シミュレーショニズム』『反アート入門』といった著書のほか、「日本ゼロ年」「アノーマリー」など、展覧会のキュレーションも手がけている。

【推薦のことば】
ピカソが咆哮し、ジョイスが哄笑するパリで、若き岡本太郎はウルトラ・モダンの怒濤逆巻く海峡に、我が身を投じたのだった。しかし、日本へ戻った彼を待ち受けていたのは、表層のモダンと戯れる薄っぺらな近代主義者たちがつくる、擬制の文化だった。岡本太郎は怒りをこめて、偽物たちに立ち向かっていった。まるでドン・キホーテのように。日本のウルトラ・モダニスト岡本太郎の祖国における数少ない味方は、縄文、沖縄、アイヌ、古代、と数こそ少ないが、いずれも強力な魔力をひめた面々。壮絶で滑稽なその闘いの様を、少年の日に目撃していたぼくは、いまにじぶんもこの人のように戦おうと誓っていた。
中沢新一(人類学者・多摩美術大学芸術人類学研究所所長)
「前例のない道を進むべし」というメッセージにこそ、岡本太郎の真価はある。原爆を落とされ、戦争に負けた日本において、絵画、彫刻、写真、テレビ、ありとあらゆるメディアの活動を展開し、日本人が人間らしさを再生する手だてをひたすら芸術に求めた男。この本のなかには岡本太郎の未知の可能性が燃えたぎっている。
村上隆(アーティスト)
「これからの百年」への記念碑を
いよいよ節目の年が来る。岡本太郎生誕100年。2011年は「これまでの百年」から「これからの百年」にブリッジを架ける年だ。
むろんやるべきことは太郎を真似たり崇めたりすることじゃない。〝墓守〟に血道を上げたところで岡本太郎は喜んではくれない。いま太郎と向き合いたいなら、彼と「真剣に遊ぶ」しかない。ぼくはそう考えている。
この節目の年に太郎と真正面からぶつかる覚悟を決めた強者が現れた。リングに上がるのはあの椹木野衣と祖父江慎だ。退屈な試合になるはずがない。いったい彼らはどんな風に遊んでみせるのか、期待は高まるばかりだ。
ぜひ「これからの百年」に向けた記念碑となる作品をつくって欲しい。
平野暁臣(岡本太郎記念館館長)
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