再び奇跡の復活！ザ・ヴァインズの最新作

未来に向けて、その初期衝動は叫び続ける！

“ニルヴァーナとビートルズとの融合”と評された衝撃デビューから9年、ソニー移籍第1弾、約3年振りとなる待望のニュー・アルバム！2008年の4作目『メロディア』を発表し、同年フジロックでは入場規制となった脳天直下型の轟音ライヴを見せつけてくれた彼らだったが、その後奇才系ソングライター/ヴォーカルのクレッグ・ニコルズの精神不安定により、日本公演を始め全予定が遭えなくキャンセルに…。バンドは再び活動を休止し、解散の可能性もある危機に陥ったかと見られたが、2010年にアルバム制作活動を再開し、ここに2度目の奇跡の復活を果たした！

同郷バンドであるBumblebeezのクリス・コロナをプロデューサーに迎えて制作された今作でも、デビュー当初から高く評価されているマジカル・サウンドは健在！脳内エクスタシー物質全開の轟音ロックンロールでブチかましたかと思えば、英国ロックの伝統を踏襲した甘く気怠いサイケデリック・ノスタルジアの世界にも誘ってくれる、最高のアルバムに仕上がっている。永遠のロック・アンセム「Get Free」に匹敵するであろうシングル「Gimme Love」は必聴!!