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カーラ・ブレイのトリオ、3年振りの新作

Carla Bley

2013年に『Trios』をリリースしたカーラ・ブレイのトリオ、3年振りの新作が登場。

本作もカーラ・ブレイ本人によるオリジナリティあふれる新曲ばかり、ジャズ・コンポーザーのセンスが光る。

「Saints Alive!」ではスティーヴ・スワローとアンディ・シェパードの楽器での会話も楽しめる。また、「Naked Bridges/Diving Brides」ではメンデルスゾーンやポール・ヘインズの詩からの影響も垣間見ることができる。

そしてメインとなるのはタイトルとなっている3部構成の楽曲-これは依存症からの回復における試練や苦難を描いたもので、悲しみから喜び、希望へと変わっていく。

シェパードと スワローとのトリオはもう20年以上にもなるが、カーラの作曲が最も生かされるバンドでカーラのユニークなピアノも聴くことのできる最高の構成。 前作同様、本作は Luganoの RSI Studioで録音、 マンフレート・アイヒャーのプロデュース。

2016年の5月11日に80歳の誕生日を迎えるカーラの生誕80年を祝う作品にもなっています。

収録内容:
1.Andando El Tiempo: Sin Fin
2.Andando El Tiempo: Potacion De Guaya
3.Andando El Tiempo: Camino Al Volver
4.Saints Alive!
5.Naked Bridges / Diving Brides

パーソネル:
Carla Bley(piano)
Andy Sheppard(ts,ss)
Steve Swallow(b)

Recorded:
November 4-6, 2015 at Auditorio Stelio Molo RSI, Lugano

掲載: 2016年05月11日 19:34