オーヴァーキル(Overkill)、18作目となるフル・アルバム『Grinding Wheel』

スラッシュ・メタルの重鎮、オーヴァーキルが前作『WHITE DEVIL ARMORY』以来約3年振りとなる通算18作目のオリジナル・アルバム『ザ・グラインディング・ウィール』を完成させた。MEGADETH、EXODUS、TESTAMENT、ARCH ENEMYらを手掛けてきた英国人プロデューサー、アンディ・スニープを起用しての音作りは実に素晴らしく、楽曲面でも歴代屈指のクオリティを示している。スピード、アグレッション、緊張感、そして作品としてのダイナミクスといった点においてますますの充実振りを示し出す会心の仕上がりであり、早くから本作を2017年度ベスト・アルバムとして推す声も多数出て来るに違いない。ボーナス・トラックとしてTHIN LIZZYのカヴァー“エメラルド”と、日本盤のみ特別にIRON MAIDENのカヴァー“サンクチュアリ”も追加収録。日本語解説書／歌詞対訳付き。