イタリアの名手フランコ・グッリのライヴ!~F.A.E.ソナタ、R.シュトラウス、バルトーク
ミラノでのフランコ・グッリ
1981&1990年の初出となるソナタ3作品!
1926年9月1日にイタリアのトリエステで生を受け、オタカール・シェフチークとヤン・マルジャークの門弟だった父からヴァイオリンを学び、シエナのキジアーナ音楽院ではアリゴ・セラートに、そしてスイスではヨーゼフ・シゲティに師事。
主に2本の銘器、1716年製のストラディヴァリ"マレシャル=ブルティエ・ヴェチェイ"と1702年製のストラディヴァリ"コント・ドゥ・フォンタナ"を愛用し、20世紀のイタリアを代表するヴァイオリニストの1人としてその名を轟かせたフランコ・グッリ(1926-2001)の未発表のライヴ録音が登場!
ソリストとしてはもちろんのこと、ミラノのイ・ポメリッジ・ムジカーリやローマ合奏団のメンバー、さらには教育者として母校のキジアーナ音楽院、ルツェルン音楽院、アメリカのインディアナ大学で後進の育成に情熱を傾けたフランコ・グッリ。
妻であると同時にデュオのパートナーでもあったエンリカ・カヴァッロとのコンビによる3つのヴァイオリン・ソナタはいずれもミラノでの録音。
ダ・ヴィンチ・クラシックスのヒストリカル・シリーズのアーティスティック・スーパーバイザーであるルカ・キエリーチとレナート・カッカモが録音し所持していた音源を、リューティストであり、優れたサウンド・エンジニアでもあるマッシモ・マルケーゼがリマスタリングを施して復刻したことにより、今回の初出、初CD化が実現しました。
(東京エムプラス)
日本語曲目表記オビ付き
フランコ・グッリ ~ ミラノ・ライヴ1981&1990 ――
【曲目】
・ディートリヒ、ブラームス&シューマン:ヴァイオリンとピアノのための《F.A.E.ソナタ》
録音(ライヴ):1990年5月16日、ミラノ・コンサート協会(ミラノ、イタリア)
・R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18
録音(ライヴ):1990年5月16日、ミラノ・コンサート協会(ミラノ、イタリア)
・バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76
録音(ライヴ):1981年1月19日、セラーテ・ムジカーリ(ミラノ、イタリア)
【演奏】
フランコ・グッリ(ヴァイオリン)、エンリカ・カヴァッロ(ピアノ)
【録音】
(ライヴ):1981年1月19日&1990年5月16日、ミラノ(イタリア)
リマスタリング:DVスタジオ、マッシモ・マルケーゼ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年01月26日 00:00