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ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレ・ヘントによるJ.S.バッハのカンタータ集!約30年ぶりの再録音となる“哀悼頌歌”&カンタータBWV45、モテットBWV118

ヘレヴェッヘ

ヘレヴェッヘ70代のバッハ再訪は続く。大作「哀悼頌歌」新録音と、初録音の2傑作

30年ぶり以上の再録音となる大作「哀悼頌歌」BWV198が大きな目玉。1727年、欧州最高の宮廷楽団の主たるザクセン選帝侯の妃君が亡くなったことを悼んで書かれたこの教会カンタータは、それぞれ一対のヴィオラ・ダ・ガンバやリュート、フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴァイオリンなどの活躍が随所で興味深い効果をあげる充実作。
今回は大御所ポンセールやシュペーターらのほか、欧州古楽界で今最も注目されつつある多芸なガンバ奏者ロミーナ・リシュカのような新世代の名手も存在感をみせています。
しっとりした哀調が印象的だった旧録音とはやや趣きが異なる、輪郭のはっきりした陰影の深い音作りも印象的。

他の2曲は今回が初録音で、長年の共演者ペーター・コーイのバス独唱をはじめソリストたちの活躍めざましいBWV45といい、葬送のモテットBWV118での一体感あふれる響きの美といい、詩句一つ一つが映える聴きどころが満載の名演に仕上がっています。同一パートは3名までという緊密な器楽編成ならではの音作りがよく生きています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1-7. 教会カンタータ「人よ、汝に善きこと告げられたり」BWV 45
8. モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」BWV 118
9-18. 教会カンタータ「候妃よ、さらに一条の光を」(哀悼頌歌)BWV 198

【演奏】
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
アレックス・ポッター(アルト=カウンターテナー)
トーマス・ホッブズ(テノール)
ペーター・コーイ(バス)

コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(古楽器使用)
<オブリガート>
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)
ロミーナ・リシュカ、ニコラス・ミルン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター、トーマス・ボイゼン(リュート)
パトリック・ビュッケルス、アメリー・ミシェル(フラウト・トラヴェルソ)
マルセル・ポンセール、北里孝浩(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)

<通奏低音>
アヘート・ズヴェイストラ(チェロ)
モード・グラットン(オルガン)

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

【録音】
2020年1月23-25日、ワロン教会、アムステルダム

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説・歌詞訳付き]

 


カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年02月09日 00:00