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フランソワ=フレデリック・ギィの新録音はドビュッシーとミュライユ!『Révolutions~革命』

フランソワ=フレデリック・ギィ

ギィの超絶技巧が冴える! たえず美しく流動する音楽

フランスの名手ギィによる新譜は、ドビュッシーとミュライユ。ベートーヴェン演奏での活躍が多いギィですが、ミュライユの最初のピアノ協奏曲2 作の初演をいくつか手がけており、さらにここに収録されている≪メモリアル≫と≪再湧出≫を初演しているなど、ミュライユのスペシャリストでもあります。
そしてミュライユはドビュッシーに多大な影響を受けており、さらに、ベートーヴェン、ミュライユ、ドビュッシーらはすべて音楽書法に革命をもたらしたという点で共通しています。

ドビュッシー作品では、刻一刻とうつろう色彩がもらさずとらえられており、見事。夢のような美しさでありながら、どこかに冷静なまなざしも感じる不思議な演奏です。

ミュライユの≪メモリアル≫はミュライユがホロコースト博物館を訪れた後に書いたもので、冷徹な和音群が強烈な作品。≪再湧出≫はリストのエステ荘の噴水をモデルとした、「流動性」に焦点をあてた作品、ということですが、リストのエステ荘の世界とはだいぶ異なります。全体をとおして、ギィの超絶技巧が織りなす「流動性」が実に美しい演奏となっています。

ギィは2022 年7 月1 日(金)Music Tomorrow 2022 公演(N 響/オペラシティ)で、ミュライユの”ピアノとオーケストラのための幻想即興曲「嵐の目」”を日本初演する予定となっております。注目です!
(キングインターナショナル)

『Révolutions~革命』
【曲目】
1. ドビュッシー:水の反映(≪映像≫第1集から)

ミュライユ(b.1947):
2. 水の中の小石(2018)
3. 恋するうぐいす(2019)
4. メモリアル(2020)
5. 再湧出、あるいはフォンテーヌ・ド・ヴォクリューズのソルグ川(2021)
6. 人間嫌い~リストとモリエールによる(2021)
7. 印象、日の出(2021)

ドビュッシー:前奏曲集 第2 巻(全曲)
8. 霧
9. 枯葉
10. ヴィーノの門
11.妖精たちは妙なる踊り手
12. ヒース
13. ラヴィーヌ将軍―奇人
14. 月の光が降り注ぐテラス
15. オンディーヌ
16. ピクウィック殿を讃えて
17. カノープ
18. 交替する三度 19. 花火

【演奏】
フランソワ=フレデリック・ギィ(ピアノ)

【録音】
2021年10月21-25日、シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス・ド・ソワソン

78'54
輸入盤・日本語帯・解説付

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年04月21日 00:00